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今年の春祭は20周年ということで過去最大規模で1ヶ月半にわたり、オペラの演奏会形式も4本ありますが、今日は3本目の「アイーダ」です。コロナ明けから春祭の実行委は音楽マネジメント会社出身などの人材を増やしていて、今年はかなり気合いが入っています。人気演目かつムーティ指揮ということで、平日マチネでも満席に近く、NHKの収録も入ってました。ミラノ・スカラ座監督時代のムーティは大好きでしたが、近年になってからは、かなり疑問符のつく公演ばかりで、投資効率ではないですが、投資(高いチケット代)の割には感動度
リハーサル進んでいますくるみ割り人形アラビアの振付は元新国立劇場プリンシパル元バレエマスター菅野英男さん出演もしてくださいますキエフバレエ団時代からが出演くださり海賊シンデレラドン・キホーテくるみ割り人形真夏の夜の夢眠れる森の美女ジゼルなど生徒をご指導いただきながらご出演いただきました横浜山手のバレエ教室|山手バレエ*ハウス|山手駅|バレエ教室|横浜市中区山手駅から徒歩5分。横浜・山手の住宅街、アットホームなクラシックバレエスクール『山手バレ
先程、来シーズンの新国立劇場オペラのラインナップが発表されました。新制作は3作品(1作品プラス)で、再演含めて合計9作品と今シーズンと同じ本数です。今、詳細を読んでるところですが、パッと見ると行きたい公演があまりありません。今回のラインナップでまず気づいたのは、ヴェルディのオペラがない点です。これは新国立劇場が開館してから、はじめてのことですし、かなり異例です。ワーグナーが経費節減の理由で無しであれば、新国立劇場オペラはかなりのオワコンです。オペラ公演関連ニュースオペラ公演に関するお知らせ。新
当ブログでは情報の速報性と独自性をモットーとしていますが、今週水曜に帰国後の疲れと海外からの友人の桜花見対応で、都響のサントリー定期のブログが遅れまして申し訳ございません。今年の桜の開花は遅く、イースター時期に来日した外国人観光客は花見はできず運が悪かったですが、昨日の花見は天気が良くないので、ソメイヨシノの写真映えが良くありません↓。さて、先週金曜日にベルリンでメータ指揮による壮大なブル8の大演奏会を聴いてしまったばかりなので、都響のブル3は期待度は弱かったのですが、まずまずの演奏だったと思
コロナが5類になってはじめての花見シーズンのためか、昨日の上野周辺が花見客で大変混んでいて、さらに文化会館の1階のトイレが花見客で大行列で混乱気味でした。そのため、今日の「ワーグナー・指環・ガラ・コンサート」に行くのをやめて、家内のパソコンを借りてネット配信で見ることにしました。この公演は今回の春祭の中でもかなり人気の公演で完売に近かったそうです。しかし、春祭の「20周年記念」と書いている割には、曲数も少なく、歌手も地味だと思っておりました。指環の各幕のフィナーレ部分を4曲セレクトされていますが
2024年1月24日午後6時30分新国立劇場初台チャイコフスキーオペラ「エウゲニ・オネ-ギン」10ほどあるチャイコフスキーのオペラで最も有名。プーシキンの小説が原作で抒情的なメロディ-の美しさはチャイコフスキーならでは。第1幕はロシア民謡などロシア音楽が主で第2幕、第3幕はヴェルディのオテロやリゴレットなど悲劇のオペラの音楽の構成と似ていた。今回の公演では国際的に活躍しているロシアとウクライナ出身の歌手たちが共演し水準が高かった。主役の【オネーギン】ユーリ・ユルチュク(バリトン)
夜はガラッと趣向を変えて、沢尻エリカの初舞台、伊藤英明との共演「欲望という名の電車」を新国立劇場中劇場(と言ってもかなり大きい)で観た。テネシー・ウィリアムズの代表作でこれまで幾度となく観てきた作品だが、自分の理由のない固定観念を打ち破る新しい発見が多くあり、全体としてもまとまった傑作舞台に仕上がっていた。そこには主演のエリカ様の堂々たる舞台デビューがあったことは言うまでもない。もしかしたら名舞台女優大竹しのぶに続くのはエリカ様かも、、演出は鄭義信。昨年の韓国のアカデミー
(演出のロバート・ウィルソンへの大ブーイングが出たMETの「ローエングリン」の舞台・1998年)今週から来週前半まで沖縄におりまして、コンサートなどが無いので、公演感想と関係ないブログを連投にて失礼します。先週のブログで、今年6月に来日するアラーニャのブーイング事件を取り上げましたが↓、そこそこ反響ありましたので、今日は筆者のオペラでのブーイング体験を総括して書いてみます。『ロベルト・アラーニャとブーイング事件』2月も今日で終わりですが、来月のサントリーホールは聴きたい公演が1つしかなくて、
昨日発売の「音楽の友」2月号にて、「コンサート・ベストテン」が発表されましたが、40人の音楽評論家・記者による投票結果を見ると、それぞれ通ってる公演が違うので投票結果にばらつきがあり、筆者のベストテンの共通しているのは、4公演でしたので、まずまずの結果だと思います↓。『2023年クラシック音楽鑑賞ベスト10』2023年のニューイヤーコンサートでの新年のスピーチ新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。2024年も素晴らしいコンサート・オ…ameblo.jp「音楽の
新国立劇場の中劇場で、研修所の修了公演「エトワールへの道程2024」を見ました。プログラムは「トリプティーク」「海賊」「Conrazoncorazon」、休憩をはさんで「眠れる森の美女」第3幕とすっきりで、休憩こみ約2時間の舞台でした。「トリプティーク~青春三章」は、芥川也寸志作曲の「弦楽のための三楽章」に牧阿佐美さんが振り付けたもの。1968年初演だそうですが、当時の日本の現代音楽の作曲家たちと、舞台芸術のつながりは濃くて面白いのですよね。芥川也寸志や、黛敏郎の曲でできたバレ
プラハのドヴォルザークホールのシーズン開幕コンサート今、ホノルルの空港ラウンジにおります。先週までのチェコフィル来日公演のプログラム冊子に掲載されているスポンサー企業の社長によるメッセージで「音楽大国、チェコ」と書いてありました。チェコにはビジネスと観光で40回ほど行ってますので、この点を私なりに考察したいと思います(たまたま、空港ラウンジの暇つぶし投稿ですみません)。ヨーロッパに何度も行った経験で言うと、オーストリア、ドイツ、イタリアは大好きなんですが、チェコはあまり好きではありません。その
フランスの文豪フロベールが生み出した架空の人物、サランボー。古代のカルタゴを守る巫女さんです。敵の首領マトーと恋仲になるが、最後は悲劇で終わります。ちなみに、あの将軍ハンニバルの父親が、彼女の実父という設定です。となると、サランボーはハンニバルの姉か妹になりますが(異母きょうだいかも)、ハンニバルは実在の勇将。サランボーはフローベルの筆から生まれたキャラクターです。このサランボーの物語は、何回かオペラ化されています。ムソルグスキーも未完の作品を遺していますが、有名なのはエルネスト・レイエ
2019年6月のベルリン州立歌劇場のトリスタンとイゾルデワーグナー作品で別格な扱いなのは、リングとトリスタンなのですが、リングは昨年秋にティーレマン指揮のリングを鑑賞しましたが、トリスタンは2019年の6月のベルリン州立歌劇場での公演以来で、この時はバレンボイム指揮、シャーガー、カンペ、パーペ、ウルマナと完璧なキャスティングでした。2019年の6月のベルリンは暑かったので、バレンボイムは半袖で指揮してました筆者の近年のトリスタン鑑賞歴は、2014年のベルリン(バレンボイム指揮)、2015年
ゴールデンウィークも、終わりですね!私は、主人と、イトーヨーカドーで当選した、丸美屋ミュージカル、アニーを新国立劇場で、鑑賞してきました!新宿から、一駅の初台!新宿は、ゴールデンウィークのお天気も良く、賑わっていました。スーツケースの方が多かった!海外からも、多くの観光客で、みなさん、楽しそう!会場に着いて、チケットをいただき、パンフレットを2人で、一部いただきました。このパンフレットは、グッズ売り場で、2000円で、購入できます。パンフレットをいただきラッキーです
今日はザルツブルク音楽祭大ホールでの「マクベス」(新制作)です。最近のザルツブルク音楽祭の傾向としては、大ホールでスター指揮者とスター歌手によるオペラ、モーツァルトのための劇場で若手指揮者と若手歌手によるモーツァルトオペラの2本のオペラが1カ月間の基幹オペラとして上演されます。今年のザルツブルク音楽祭のオペラ公演では、この「マクベス」が最も注目公演で、チケットは完売で、一昨日のクルレンツィスの教会コンサートに次いでチケットが取りにくい公演です。目玉としては、マクベス夫人役のグレゴリアンでしょう。
新国立劇場小劇場でデカローグ(十戒)の10話連続上演の最初の4話を2日にわけて観た。(2&4を14日、1&3を15日に観劇)今後、5月、6月とそのあとのエピソードを上演する予定。演出は現芸術監督小川絵梨子と次期芸術監督の上村聡史が半分ずつ担う。*****演劇サイトより*****デカローグ1「ある運命に関する物語」[演出:小川絵梨子]大学教授の父と、世の中で起きることを数学で解いていく息子。彼らを待ち受ける苛酷な運命。大学の言語学の教授で無神論者の父クシシュトフは、12
ワーグナーの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を、新国立劇場オペラパレスにて(23日)。【指揮】大野和士【演出】デイヴィッド・マクヴィカー【美術・衣裳】ロバート・ジョーンズ【照明】ポール・コンスタブル【振付】アンドリュー・ジョージ【トリスタン】ゾルターン・ニャリ【マルケ王】ヴィルヘルム・シュヴィングハマー【イゾルデ】リエネ・キンチャ【クルヴェナール】エギルス・シリンス【メロート】秋谷直之【ブランゲーネ】藤村実穂子【牧童】青地英幸【舵取り】駒田敏章【若い船乗り
仕事のご依頼を受けて、新国立劇場の演劇公演『尺には尺を』を観劇しました。専門分野のオペラではないので、批評を書いたりすることはありません。この場合、「観ること」それ自体が仕事なのです。たまに、そういうご依頼があります。中でお一人、ある女優さんの演技に心が絡め取られました(!)大変な苦難に陥る役ですが、第一声から声音に「涙、激情」が混じっているのです。常に。通奏低音のようにずっと。「こんなに見事な女優さん・・・誰だろう?」オペラでもそうですが、キャスティングを知らずに観ることが多いのです
東京・春・音楽祭が3月15日〜4月21日まで開催中だ。最大の注目であるオペラは「トリスタンとイゾルデ」「ボエーム」「アイーダ」「エレクトラ」の4つ。いずれも演奏会形式である。自慢ではないが私は、この音楽祭には不参加を決め込んでいる。実は、東京・春・音楽祭だけでなく、オペラはないが、もうひとつのラ・フォル・ジュルネTOKYOも同様だ。とくに理由はない。隠居してからの楽しみにしようと思っているからだ。今年の東京・春・祭のオペラについて言えば、「トリスタンとイゾルデ」は新国立劇場で3月に見たばかり
皆さまこんにちは!港区元麻布にあるバレエスタジオJoliAngeBalletStudioジョリアンジュバレエスタジオ教師の中島美郷です。http://www.angeballet.com東京都港区元麻布(麻布)JoliAngeBalletStudioジョリアンジュバレエスタジオ東京都港区元麻布に専用スタジオを構えるJoliAngeBalletStudioジョリアンジュバレエスタジオです。3歳より大人の方、ボーイズまでレベルに応じた教育内容を持ち、未経験の方
おはようございます!!昨日は先月当選通知をいただいていた・・・アニーを観劇してきました新国立劇場、私自身もはじめましてでした~!!美しい劇場に非日常を感じてうっとり・・・ペアチケットだったので、私と次女(5歳ホヤホヤ児)とふたりで行ってきました~※アニーは4歳~観劇可能です!事前にアニーと言ったら有名な『トゥモロー~♩』っと歌を教えてから参戦!ワクワクしすぎて止まらないご様子でした!まずは専用コーナーで引換して、席は招待席なので期待していなかったのですが
(『ラインの黄金』開演前のベルリン州立歌劇場)先週月曜日までベルリン州立歌劇場の「ニーベルングの指環」(P.ジョルダン指揮)を鑑賞し、この20年間くらいではベストな歌手陣だったと思います。今日の先々週からの鑑賞日記のWrapupも含めて、タイトルのようなテーマで書いてみようと思います。ベルリン州立歌劇場活躍で活躍し、史上最高のワーグナー指揮者と言われたフルトヴェングラーは若い頃はワーグナー作品が長くて退屈と言うことで嫌いだったようですが、「ニーベルングの指環」を観て、考えを改めて、ワーグナ
4月22日(日)に、初台にあります「新国立劇場・中劇場」で「ミュージカルアニー」を観てきました。知り合いが懸賞で当てたものなのですが、その人が行けなくなったので譲り受けました。伸びやかな歌声がステキなミュージカルでした~。丸美屋食品の協賛なので、帰りにお土産をいただきました。オール食べ物なので、この食べ物ブログに載せることにしました。丸美屋といえば…私が最初に思いついたのは「のりたま」ですかね~。もらった物の中には、私の知ら
今日は坂本龍一の最新且つ最後の舞台作品『TIME』をみてきました。お隣の駅まで歩く途中に満開の桜をぱちり。ホテルも多い地区なので外国人の方がとても多いのですが彼らも写真を撮ったり満開の桜を楽しんでいました。場所は初台の『新国立劇場』。なんか最近初台づいているな。先日水曜日の飲み会も初台だった。(よって遠かった)開演まで待っていたら見覚えのある顔が。。。あれ?お茶の教室で一緒の男子だ!(京都の御曹司くんといいこういう芸術イベントでお茶の子たちとは偶然よく
前回の定期演奏会(特にVn)が酷かったので、今日の東フィルのサントリー定期は999回目で1000回記念に向けてのカウントダウンのようなコンサートなので、バッティによって汚名を挽回して貰いたかったのですが、結果、今日は合唱、ソロ、金管が良くて、弦は14-12-10-8-7でしたが、Vnが良い音をきちんと出せておらず、バランスの崩れた点が残念でした(バッティが敢えてVnの音を落としていたのであれば、センスが問われます)。今日の前半のレスピーギの第2組曲と後半の「カルミナ・ブラーナ」は過去の音楽や文
新国立劇場バレエ団の来シーズンの顧客むけ目玉商品「バレエプレミアムリザーブ」の全貌が明らかに!バレエ&ダンス/バレエプレミアムリザーブのご案内|新国立劇場新国立劇場バレエ&ダンスバレエプレミアムリザーブのご案内www.nntt.jac.go.jp最初見たとき意味がわからなくて、672,100円にびっくりしました。落ち着いて見てみたら、44公演分のチケット代そのまんまなんですね、演目によって、12,100円から18,150円まで、S席の値段に幅があるのですが、それぞれの公演数で律儀に
今週水曜日に新国立劇場オペラの来シーズンのラインナップが発表され、筆者なりの所感を書きました。『新国立劇場オペラ24/25シーズンラインナップ発表』先程、来シーズンの新国立劇場オペラのラインナップが発表されました。新制作は3作品(1作品プラス)で、再演含めて合計9作品と今シーズンと同じ本数です。今、詳細を…ameblo.jp結果として、昨年発表された23/24シーズンよりも、魅力度が落ちていることが確認されました。新国立劇場には毎年40億円以上の公金が投じられているのにも関わらず、クオリ
大学の時のドイツ語クラスの教授から「ワーグナーはドイツ語圏で観なさい!」と言われて、学生の当時は「?」でしたが、日本でのワーグナー上演の物足りなさを感じて、師の教えの通り、「トリスタンとイゾルデ」だけはドイツ(バイロイト、ミュンヘン、ベルリン)とオーストリア(ウィーン)でしか鑑賞してません(2000年のアバド指揮・ベルリンフィルと01年のメータ指揮・バイエルンの来日公演は例外です)。この先生は名門ウィーン大学出身でオペラ好きなのですが、とても厳しい先生で、夏休みの課題は「モーツァルトの『魔笛』を
今年の日本でのオペラ公演の最大の見どころは、6月の英国ロイヤル・オペラ来日公演と今日の小澤征爾音楽塾「コジ・ファン・トゥッテ」の2つに絞られると思います。今回で20回目の節目となる小澤征爾音楽塾のオペラが大注目なのは、小澤さんが亡くなった直後でもありますが、歌手陣にフリットリが入っているのと、指揮者のマテウスは先月にウィーン国立歌劇場の「セビリアの理髪師」で指揮をしている若手のホープだからです。5月の新国立劇場でにコジがありますが、指揮者や歌手の面では今日の小澤音楽塾の方が数段上だと思います。し
新国立劇場等で一緒に踊っていたダンサー仲間であり友人のけんちゃんこと左右木健一先生がクラウドファンディングに挑戦しています舞台をゴージャスにしたいんですって私も微力ながらほんのきもちですが支援させていただきました舞台芸術にご興味ある方応援したいな〜という方ご支援いただけると私も喜びます↓輝くバレエ公演を彩る記念プログラムと舞台装置をゴージャスにしたい!仙台市SokiBalletInternationalSchoolPerformance2024の記念プログラムと舞台装