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乗馬を習い始めた当初は、ほとんどの方が「馬にブレーキをかけたいときには、身体を起こして手綱を引っ張る」「走らせたいときは、手綱を緩める」というような感じで教わるのではないかと思いますが、それからしばらくして、ある程度の乗馬経験を積んだ方であれば、「そう単純なものでもない」ということもご存知でしょう。元気な馬を抑えようと何度もブレーキをかけているうちに、だんだん馬のテンションが上がって、止められないような感じになってしまったり、逆に、走って欲しいと思って手綱を緩めると、馬が力
競馬のジョッキーや、ウエスタンのカウボーイ、あるいは流鏑馬の射手などが、二本の手綱を片手で保持した状態で騎乗しているのを見たことがあるのではないかと思います。といっても、そうした馬術を教えている所でもなければ、普段のレッスンで片手で手綱を操作するように指示されることはあまりないかもしれません。ですが、鐙の長さを調節したり、腹帯を締めたり、あるいは馬のお腹やお尻に鞭を入れる時など、片手で手綱を保持することが求められる場面というのは結構ありますから、スムーズに片手に手綱を
やってきました、北海道北海道に入道!第一日目のスケジュールは北海道到着→ノーザンホースパーク、お昼ごはん→アゲマキさんのクラブでビジター→アゲマキさん合流で夜焼き肉の予定ですやることたくさん(*´・ω・)ノーザンホースパークは居ようと思えば永遠に時間を過ごせる仕様のパークではあるのですが、2日目、3日目の予定も考慮するとこの1日目にビジターレッスンを入れるのが丁度よく、結果1日目がぎゅうぎゅうなスケジュールになりましたw大事な北海道時間をゆっくりで体感したいけ
先月、子馬を三匹飼い始めたと書きました。小さくて乗るのも、働かせるのも可哀相です。金の無いところに来たのが一番可哀相などと云わないように。うちに来て50坪ほど囲った牧場の草は半日で食いつくし、ええい面倒くせー、畑に放し飼いにしておったら遊びに来たばばあの後をつけ馬して県道に出てしまい保険所、警察、部落中が出て来てさあ大変、今まで学校で飼われて女子高生しか知らなかった箱入り娘と息子は道も初めて車も初めて大捕り物を繰り広げたそうです。僕が駆けつけた時は耕作前の田んぼにぐ
日本の乗馬クラブにいる練習馬は、近年は海外からの輸入や国産の乗用種も増えてきているとは言っても、まだまだ大半は競走馬として生産、育成されたサラブレッドを乗馬に転用したものです。クラブの指導者が「乗馬と競馬は違うんだ」などと言っても、馬自身は、少なくとも育成段階までは競走馬として過ごしてきていることが多いわけで、その馬たちが本来どのような感じで動いていたのか、というようなことをある程度理解しておくことは、日常のレッスンなどで良好な関係を築く上でも必要なことなのではないかと思う
多くの乗馬クラブでは、ラチに沿っての蹄跡行進、そして部班運動というのが、主なレッスンの形態になると思いますが、そのようなレッスンに慣れてしまうと、たまに部班の先頭になったりしたとき、斜め手前変換などでいざ蹄跡から内側へ曲がらせようとすると、馬の顔だけが内側を向いたまま直進してしまったり、といったことも、よくあるのではないでしょうか。これらは、普段と違うことはやりたくない、前を走る馬についていきたい、という馬の習性とか、「塹壕か?」というくらいに深く掘れた蹄跡などのせいもあるのでしょう
乗馬の運動にすっかり慣れて、ライセンスのテストなどにもいくつか合格したりして、少しずつ本格的な馬術を習うような段階になってくると、レッスン内容だけでなく、騎乗する馬自体の難易度もぐんと上がり、それまでの初歩的なシンプルな扶助操作だけでは間に合わなくなってきて、いわゆる「ハミ受け」とか、馬の動きを改善させるための「フラットワーク」というような、馬の動き自体を変化させ、乗りやすく改善するためのテクニック、というようなものに、だんだん興味が湧いてくるのではないかと思います。そんな中で、指導
乗馬のレッスン中、手綱がブラブラ揺れてしまい、短く持つように指導されても、なかなか手綱の張りを保つのが難しい、ということはよくあるのではないかと思います。言われた通りに手綱を短くすれば腕が伸びきってしまうし、肘を曲げて身体につけるようにすれば、今度は長手綱になってブラブラしてしまう、ということで、自分は腕が短くて、乗馬に向いていないタイプなのでは?などとお悩みの方も多いかもしれません。しかし、いくら腕が短いと言っても、『ドラえもん』ほどではないでしょうから、多くの場合は、身体の
乗馬や競馬にかかわる道具の中でも、とりわけ多くの種類があるのが、「ハミ(銜)」です。ハミは、ご存じの通り、馬の口に咥えさせることで主にブレーキやハンドル操作を容易にするための道具であり、この銜と、鐙(あぶみ)の発明が、今日の馬術につながる歴史上の大発見であることは間違いないでしょう。古今東西、馬の性格や癖、あるいは求める運動や馬の調教段階といったことに合わせて、様々な形状のハミが生み出されてきました。様々な馬に関わった経験の数だけ、ハミのコレクションが増えるとともに、そ
馬に対して、ブレーキを掛ける時、人はどうすれば良いのでしょうか?“ブレーキを掛ける時”というのは、歩度を変えたい(落としたい)時と、同じ歩度の中でスピードを落とす(歩幅を狭くする)時、それとスピードが上がらないようにする時、あたりでしょうか。駈歩⇒速歩or常歩or停止。速歩⇒常歩or停止。常歩⇒停止。これらを『減却』(速い)駈歩⇒(遅い)駈歩。(速い)速歩⇒(遅い)速歩。(速い)常歩⇒(遅い)常歩。これらを『半減却』ちょっとざっくりしすぎているかも