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昭和に起きた親子心中道連れ自殺した親たち【日本人の妻サンタモニカ入水心中事件】夫の連れ子を殺害した他の事件の記事に(『FRIDAY』1985年7月19日号)1985(昭和60)年1月、アメリカのカリフォルニア州サンタモニカの海岸で、日本人女性(当時32歳、主婦、在米14年)が4歳の長男と6ヶ月の長女を道連れに入水(じゅすい)自殺をしようとした無理心中事件が起きました。サンタモニカの海岸風景近くにいた大学生らがそれに気づき、急いで母子を助け上げましたが
尾西市アベック殺人事件1973(昭和48)年朝日新聞(1973年2月6日夕刊)先にこのブログでは、1988(昭和63)年に起きた非常に凶悪で残忍な名古屋アベック殺人事件を取り上げました。しかし、昭和の事件記事を見ていると、アベックを襲う事件が他にいくつも目につきます。その中には、男性をまず殺害し、集団で性的暴行を働いたあげく女性も殺すという凶悪な犯罪もありました。名古屋の事件の15年前に愛知県尾西市(びさいし、2005年に一宮市に編入)で起きたアベック殺人事件を取り上
千葉県柏市みどりちゃん殺人事件1981(昭和56)年朝日新聞(1981年6月15日夕刊)1981(昭和56)年6月14日の午後1時すぎ、千葉県柏市立柏第三小学校の西側にある「マラソンコース」と呼ばれる道で、同小学校6年の波田野みどりさん(11歳)が血まみれで倒れているのを近くに住む主婦が見つけました。小笠原和彦『少年は、なぜ殺人犯にされたか』より※加工は小川マラソンコースみどりさんは、右胸と右手首を刃物で刺されており、遺体の右手首には刃渡り約10センチの果物ナ
少年野球チームの合宿費を着服し放火した母1985(昭和60)年野球チームの集合写真に収まる犯人の女読売新聞(1985年4月1日夕刊)1985(昭和60)年4月1日の午前4時50分ごろ、長野県北安曇郡小谷(おたり)村にあるペンション「バク」から出火、木造2階建てのペンションと、渡り廊下でつながったこのペンションを経営する大室実さん(当時36歳)の自宅を全焼し、午前6時15分に鎮火しました。焼失前のペンション「バク」当時このペンションには、3月28日から京都市内の小
東大阪クラクション殺人事件1977(昭和52)年車のクラクションが原因のトラブルは、いつの時代も問題となることが多いものです。本来は、交通安全を目的に用いられるはずのクラクションが、どうしてトラブルのもとになるのでしょうか今回は有名な東大阪クラクション殺人事件を中心に、昭和に起きた他の2つ事件を取り上げようと思います。【東大阪クラクション殺人事件】朝日新聞(1977年8月28日)1977(昭和52)年8月27日の夕方5時ごろ、事件のあった大阪府東大阪市内の市道は、幹線道