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映画化しようとする度に人が亡くなる呪われた小説『夜果つるところ』と、その著者・飯合梓の謎を追う小説家の蕗谷梢は、豪華クルーズ旅行に関係者を誘い取材します。集まったのは、過去に『夜果つるところ』を映画化しようとした監督やプロデューサー、原作を担当した編集者、原作の大ファンである漫画家の姉妹、有名映画評論家など・・。その他にも彼らのパートナーが参加しました。すると出てくる出てくる、奇妙で不可解な証言。梢は取材開始早々にしてこの会を開いたことを後悔します。実は、飯合梓という
2000年4月にNHK「ドラマ愛の詩」シリーズで放送された「六番目の小夜子」という少年少女向けのドラマをご存じでしょうか?教育テレビ(今のEテレ)土曜夕方6時から放送された30分のドラマでした。ミステリー好きの私は恩田陸の原作のこのドラマをとても楽しみに観ていました。それがこのオリンピック一色のNHKの深夜枠で3日間で全12話一気に再放送される((7/31~8/2)との事でびっくりしました。というのはこの伝説のドラマをもう一度観たくて動画配信NHKオンデマンドに加入した時に、速攻で検索
読書記録「時ひらく」文春文庫/6人の作家による短編集です書店の平棚で手にした時にこの6作家を見ただけで買ってしまいました好きな作家ばかりですネタバレにならないよう注意して書きますが先入観なしに本書を読みたい方はここから先は読まないでくださいね1編目…辻村深月日本橋三越が舞台のハートフルな時空移動読み終えてジーンとしました2編目…伊坂幸太郎受験を目前に控えた中3女子の奇跡……あれ?また三越が出てくる?ここでやっと気づきました「三越」を舞台とした選集だったのですね
新四年生から日能研に通塾していたので、春期講習のない春休みは久しぶりです。英語だけでもどこかに通わせようかと思いましたが、入学式してから検討することにしました!数学と英語のドリルはやっていますが、時間を持て余している様子の娘。スマホはアプリの使用制限があるので、見向きもしません。本を読んだり、テレビを観たり、とにかくのんびりしてます。最近はこういうのを読んでいます。八日目の蝉(中公文庫)[角田光代]楽天市場${EVENT_LABEL_01_TEXT}光の帝国
デパ地下グルメ焼き鳥・とり惣菜の専門店鳥さかのネットショップ担当のおのちゃんです恩田陸さんの祝祭と予感こちらはこちら、蜜蜂と遠雷の続編です。いや〜久々に亜夜ちゃんやマサル、塵に会えて嬉しかった。綿貫先生のお墓参りに行ったりマサルの師匠と三枝子さんの恋のお話だったり塵とホフマン先生の出会いだったりと蜂蜜と遠雷の愛読者にはたまらない1冊です。ぜひ、お読みになって下さいね。蜂蜜と遠雷をお読みでない方はそちらもぜひぜひ、お読みください。===さて、鳥さかのネットショッ
今回は加藤回と言っても過言ではないくらい、すっごい喋ってますね…(多分7話辺りまで出ないから?)。本筋の方も、遅すぎず早すぎず、ちょうどいいテンポで展開しつつ、密度の濃い新情報がモリだくさん。第二話レビューです。http://urx.mobi/FzZbあらすじ(1話レビューより)「やだぁ、編み目忘れちゃったじゃない」by溝口↑中の人の間の取り方が絶妙すぎ。頑張って笑いを取りに行こうとして滑ってる玲様よりも面白いなんて、そんな…↑そのうち、ガチョ~ンとか、許して
・昔死んだ転校生の沙世子。・今年転校してきた沙世子・いつもひとりで真意を隠す沙世子・いつも友達と一緒でなんでも打ち明けてしまう玲「男なの?」by玲↑また溝口絡みアバン加藤が倒れた日、津村さんと一緒だったことを噂する生徒たち。しっかし、一応深夜の学校での出来事の筈が、どうしてこう毎回翌日には噂になっとるの…(慰霊碑の裏に書いてあった女生徒の名前が、津村さんと同姓同名だったこと(前回ラストで判明)、そして沙世子自身の言動から、「津村さん=亡くなった津村沙世子
朝刊の書評欄を見ていたら、恩田陸さんの新刊が目に入りました。すぐに買っちゃいました。こんなひとめぼれは、超久しぶりです。人は2秒で恋に落ちる、なんて言葉を聞いたことがありますが、私は1秒以下だったかもです。ふふふ、読むのが楽しみ。にじいろ音楽室馬場利英MayyoubeHappy
筑摩書房の新刊、恩田陸さんの「spring」発売日は22日ということでしたが、すでに書店に出ていたので買って帰って、そのまま読み終わりました。恩田さんの手掛けるバレエ小説ということで、もちろん楽しみにしていたのですが、モチベーションが一気に上がったのが、昨年の恩田陸さんと渡邊峻郁さんの対談。第6回恩田陸さん(作家)が、渡邊峻郁さん(バレエダンサー)に会いに行く【前編】|集英社文芸ステーション第6回恩田陸さん(作家)が、渡邊峻郁さん(バレエダンサー)に会いに行く【前編】の
近ごろ、愛読させているブロガーさん、たごさくさんのブログで、再三、「盗作疑惑」によって絶版となってしまった飛鳥部勝則さんについて触れられています。そこで、検証サイトで明らかにされた事実と、それに対するマスコミ、ミステリ界の論調、および、その他、「これはパクリだ」と思われるのに制裁をくわえられていない諸作についても考えてみたいと思います。・飛鳥部勝則さんの「誰のための詩織」に関する盗作疑惑この作品は、飛鳥部さんにとってはデビュー10作目という記念すべき作品だとのこと。この作品は
今月は友人に借りた本を1冊読んだので2冊読みました初めて読む作家さん本の帯に書かれている言葉に興味を持ち読み進めましたがかなり自分が思っていた内容とは異なりました登場人物はふたり、そしてふたりの会話で話が展開されていく場所もひとつの部屋だけ時間も1日だけこれはミステリなのか??読み終わって他の恩田陸さんの作品も読んでみたくなりました
二番目の小夜子が事故に遭った場所として使用されたのが、先の太田中学校前の交差点です。実際の写真はこちら☟写真奥にあるのが、太田中学校です。(写真は第2話から2人の話を盗み聞きするカト)(第3話沙世子から逃げる耕)(第11話事故現場を校庭から見下ろすシーン)こうしてみると、物語の重要なカギとなるようなシーンで使われていますねちょっと話それて、、、☟(第1話沙世子を捜す玲)ここの場所は、木更津市清見台3-
主な撮影ロケ地となった「岬私立西浜中学校」こと「木更津市立太田中学校」☟初めてここに訪れたときは、もう感動でした✨校内はもちろん入れませんが、高台になっているので眺めもいいことでしょう校庭の片隅にある「碑」・・・これはセットですね(〃艸〃)学校前の坂道🌸けっこうきつかったですよ💦木更津駅東口から徒歩20分といったところでしょうか。ほぼ直進でたどり着けますので、道に迷う心配はあまりないかと☀木更津市東太田1-2
次に紹介するのは、玲と秋の住んでいるマンション🏠木更津駅東口から徒歩10分ぐらいでしょうか。(実際の写真です。)18年経った今も健在です!笑外装もほとんど変わっていないように思います。(ドラマの中では、第五岬マンションとなっていました。)家の中はセットでしょうね✎私が好きなシーンに第8話の玲の誕生日パーティーのシーンがあります☺にぎやかでいいですよね🎂(第9話玲の部屋にて)このシーンも大好きです!恐怖の文化祭が終
今回の「旅」の目的。NHKの教育ドラマ「六番目の小夜子」が2000年の4月に放送されてから、早いもので18年が過ぎました。ドラマの概要は私が言うまでもなく、魅力ある脚本に俳優たちの瑞々しい演技が話題を呼び、後に異例となる5回もの再放送がされました。NHKの教育ドラマがDVD化されたのもこの作品が初めてでした。放送当時は、鈴木杏さん、栗山千明さん、山田孝之さんといった人気俳優の出世作とも呼ばれていましたが、近年では山崎育三郎さん、勝地涼さん、松本まりかさん
今日から、「六番目の小夜子ロケ地巡り~東京編~」を数回に渡って紹介していきます東京とひとくくりにしても、けっこうな範囲となります。まず紹介するのは、「津村邸」です(^o^)/ドラマを観てからずっと気になっていた場所・・・ミステリアスな雰因気がプンプンしてきますよね(笑)それはともかく、とても魅力的な外観ですよね♪家の中はセットです☟(第12話沙世子とゆりえのシーン)(第4話沙世子の部屋にて)そんな「津村邸」があったのは世
あなたの後ろにいるだれか眠れぬ夜の八つの物語恩田陸・阿部智里・宇佐美まこと・彩藤アザミ澤村伊智・清水朔・あさのあつこ・長江俊和2021/12/01★ひとことまとめ★思ったよりも怖くなかった…↓以下ネタバレ含みます↓作品読みたい方は見ないほうがいいかも【Amazon内容紹介】恩田陸、阿部智里、澤村伊智、あさのあつこ、長江俊和ら人気作家競作!個性際立つ恐怖のアンソロジー。<目次>恩田陸「球根」阿部智里「穴のはなし」宇佐美ま
「六番目の小夜子」ロケ地巡り~巌根編~です✍JR内房線で木更津駅の1つ手前にある駅です。(快速では止まらない駅なので要注意!)さて、巌根駅改札口を出て左に行けば、見覚えのある線路脇の道路があります・・・この道路は、第12回最終話で玲と沙世子の別れのシーンで使用されました☟ここのシーンで私は毎回涙腺が崩壊します。音楽もまた切なくて・・・😢思い出に浸りながらゆっくり歩いていくと(笑)「内沼踏切」という小さな踏切が
モヤモヤすっきりアドバイザー天時信哉(Amatoki)です。ごきげんいかがですか?5/14~5/20のタロットカードからのエールです。☆今週のアドバイスカード『あなたが与えたことは将来、自分が受け取る実りとなる』【ペンタクルの6】☆今週の流れのスリーカード(過去・現在・未来)過去【ワンド・9】現在【ソード・6】未来【正義】過去、大事にしているものを体を張って守ることもあったあなた、今は、新たな流れに沿う形で静かに
読書すっかり秋めいて参りました!朝晩はかなり冷え込むこともあり、少し喉をやられてしまっている三姉妹ですが、本の虫の本領発揮とばかりに読書に勤しんでいます初代本の虫の長女は、大分細かな字の本ばかり読むようになり、ますます視力低下中…少し前に眼鏡の度を強くしてきました🤓そんな本の虫筆頭が最近読んで面白いと言っていた本たちはこちら↓①DIVE!!(森絵都)通信教育の国語の問題に一場面が載っていて、これは面白そう!ということで通しで読んでいました。(問題文
夜果つるところ恩田陸これは作中本同じく恩田陸鈍色幻視行の中で飯合梓が書いたとされる物語の中心となる本です。昨年末、最後に読んだのが鈍色〜で、年が明けたら読もうと思っていた本。手に取ったら、ぜひカバーの裏もご確認ください。本の隅々までちゃんと作られていて、なかなか素敵です。戦時中かな?主人公が幼少期を過ごした館が舞台となっています。私は出版順に読みました。どっちから読んだら良いかという話も色々ありますが、やっぱり出版順に読むのが良い気がします。どちらか一冊を読むのなら、
蜜蜂と遠雷1,944円Amazonネタバレ多少あり。(あらすじ)※Amazonより俺はまだ、神に愛されているだろうか?ピアノコンクールを舞台に、人間の才能と運命、そして音楽を描き切った青春群像小説。著者渾身、文句なしの最高傑作!3年ごとに開催される芳ヶ江国際ピアノコンクール。「ここを制した者は世界最高峰のS国際ピアノコンクールで優勝する」ジンクスがあり近年、覇者である新たな才能の出現は音楽界の事件となっていた。養蜂家の父とともに各地を転々とし自宅にピアノを
お片付けすると、たまにポロッっと、懐かしい物を見つける私。←いつも、片付けてない訳では、ありません…次男は高3で、受験真っ只中ですが、学校へは卒業式(2月28日)まで行かなくていいので、少しずつ身の回りの整理をし始めてます。それで、彼の本棚で見つけたのですが…これ、私が買ったやつです❗読んだの?って聞いてみましたが、余り覚えて無いらしく。思わず、自分から手に取ってしまいました。懐かしい~初期の、恩田陸さんの作品です。ある田舎街の、ある名門男子校の寮「松籟館」が舞台。冬休みを迎
こんにちは!福岡市を中心に活動しているレンタル彼氏の青石彩人(あおいしあやと)です。青石彩人(31)|【人気No.1レンタル彼氏】恋かれ★RENKARE×KOIKARE青石彩人のプロフィール・詳細ページをご覧下さい!www.kareshihaken.com今日はオススメの小説を紹介します!!僕が好きな小説のジャンルはミステリーで特にイヤミスが好きなんです!読み進めていくうちにドキドキしたり、続きが気になって、気になって仕方のない感じがたまりませんね〜。そんなとき
御手洗潔と石岡和己の影響代々木公園の桜(撮影:2023.3.27)「推理作家の中で誰が一番好きですか」と聞かれたら、それは島田荘司だと答えています。島田荘司の推理小説の中では御手洗潔シリーズがずっと大好きです。登場する御手洗潔をはじめ石岡和己も松崎レオナも犬坊里美も素晴らしい人たちです。一生忘れることができないだろうと思います。今年2023年前半の1~6月に読んだミステリです。01京極夏彦「書楼弔堂待宵」集英社2023.1.10発行02日本推
姉から読んで感想を聞かせて、と言われ、初めて恩田陸さんのユージニアを読みました。https://www.amazon.co.jp/%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B8%E3%83%8B%E3%82%A2-%E6%81%A9%E7%94%B0-%E9%99%B8/dp/404873573X以下、ネタバレ含みます。そして私個人としての考察をしてみました。犯人結局誰なの?何か読み終わってもモヤモヤする、、、という方の本のすこーしでもお役に立てたら嬉しいと思い記録に残すことにし
5月27日土曜日です。今日は本レビューとその他諸々です。『蜜蜂と遠雷』(恩田陸著)ずっと読みたいと思いながらなかなか手を出せずにいた『蜜蜂と遠雷』をやっと読み終えました。ただでさえ分厚いのに、更には二段構成の大ボリューム…恩田陸さんは好きな作家さんで、過去にも数回記事で取り上げさせていただいています。『黒と茶の幻想』『黒と茶の幻想上・下(恩田陸さん)2』黒と茶の幻想上・下(恩田陸著)【あらすじ】学生時代からの同級生だった男女四人が、転職する同級生の壮行会で再会したのを
恩田陸さんの作品は「MAZE」に続き2作品目になります。この作品を選んだのは読書の先輩が恩田さんの作品が好きで、そしてこの「Q&A」が面白いと教えてくれたからです。こうして買う本が決まっていたので、この作品はいつも以上に事前情報は全くなしで、裏のあらすじも読まず読み始めることができました。読み終わっての感想は、冒頭から物語に引き込まれるくらい面白く、そして謎に満ちていてその謎が知りたくなり、最後までそのペースが続く稀有な作品だと思いました。(なお初速からトップスピードで面白く
(1)YouTuber「かてぃん」こと角野隼斗さん、ショパン国際ピアノコンクールで三次予選に進出ポーランドのワルシャワで5年に1度開かれている「ショパン国際ピアノコンクール」は、ベルギーの「エリザベート王妃国際音楽コンクール」やロシアの「チャイコフスキー国際コンクール」と並ぶ世界3大コンクールの1つとされ、一流ピアニストへの登竜門として知られています。今年行われた第18回のショパン国際ピアノコンクールで、YouTuber「かてぃん」こと角野隼斗さんも参加され、なんと三次予選(準決