ブログ記事683件
前回の記事でリーアム派とステラン派を問いかけましたところ、どんたろさんから一票、リーアム派をいただきました。ヤシマさんもリーアム派ですかね?文面からお察しします。りゃんひささんもオリジナル版を観ていないとのことで暫定リーアム派でしょうか。私、ステラン派なんですが、票が増えずに残念です。お三方ともコメントいただきありがとうございました。新旧映画見比べシリーズ。ネタバレありますのでご注意ください。「ファイティング・ダディ」同様、同じ監督によるリメイクと言えば「犬神家の一族」です。1976
時代劇研究家の春日太一さんがネット番組で、『市川崑監督の『犬神家の一族』(1976年角川)よりも同監督の『悪魔の手毬唄』(1977年東宝)の方が完成度が高い!』というようなことを言われていた。市川崑監督の『犬神家の一族』は、角川映画第一作ということもあり、邦画斜陽の’70年代にもかかわらず、ものすごく力が入っている。スタイリッシュな映像と、日本家屋独特の空気感、大野雄二さんの音楽と豪華俳優陣の演技力で、横溝正史さんの世界を見事に表現してる。邦画のミステリー映画化作
フジ木曜夜のバラエティ《私のバカせまい史》いつも細かい誰も調べた事ないだろうと言う事柄にスポット当てて笑いを生んでる番組で、02/15に取り上げられたのが横溝正史原作金田一耕助シリーズの人気作《犬神家の一族》の重要人物たる犬神家佐清ースケキヨーマスクの映像作品での目の歴史!どこの作品で金田一を誰が演じてたのかはスルーでスケキヨ演者と目の部分だけの特集というマニアックに過ぎる、誰が興味あるんだ?と言う企画だったけど、コレが案外深かった!?まずは映画2作撮った市川崑監督のエピソード映画作品と
JACQUESMARIEMAGE(ジャックマリーマージュ)注文していて、なかなか入荷してこなかったフレームがようやく入荷。「THEKYOSHO"巨匠"COLLECTION」「コン・タッチ」「市川マジック」といわれる映像美、テクニックを用いて数多くの傑作を生みだしてきた映画界の巨匠・市川崑。実際に市川崑監督が着用していた眼鏡からインスピレーションを得て作られたモデル。
シリーズ最終回です。これまでの記事です。昨日何故か貼れなかったので、1日遅れ(11日)で貼ります。女王蜂『映画「女王蜂」』こんな映画ポスターだったかな?「女王蜂」は私も映画館に行った覚えがあります。ここまでの三作品は姉が観に行ったのでパンフなんかを観た覚えはうっすらあるのですが、…ameblo.jp獄門島『映画「獄門島」』石坂浩二主演の金田一シリーズ、調子に乗って第三弾です。↑ポスターは海賊を捕まえる為に山を林を駆け回る時の金田一。蔦を使って颯爽と距離を稼ぎますが着地はお粗末で…am
『細雪』は、大阪船場の裕福な商家に生まれた、四姉妹の華麗な生活を描いた谷崎潤一郎の代表作です。谷崎が武庫郡住吉村反高林(現・神戸市東灘区)に住んでいた頃の、1936年から1941年にかけての話として書かれています。連載を開始したのは1943年で、途中軍部から「内容が戦時にそぐわない」として圧力を受けながらも執筆を続け、戦後転居した、京都市左京区南禅寺下河原町の地で、1948年ようやく完成にこぎつけます。そのため、作品の主な舞台は、次女幸子の住居がある芦屋を中心とした阪神間ですが、四姉妹が毎年恒
その1からの続きです。『映画「八つ墓村」その1』1977年の野村芳太郎監督作品(松竹)ではなくて、1996年の市川崑監督作品(東宝)です。何しろ野村監督作品は予告映像から一世風靡しました。濃茶の尼の「…ameblo.jp前回、双子の話に脱線して、第一の殺人、“井川丑松殺し”だけしか起きてないですね。登場人物とストーリーです濃茶の尼(白石加代子)田治見家にやって来た辰弥に「帰れ、お前が来ると村がまた血で汚れる。八つ墓明神様がお怒りじゃ、丑松は一番目の生贄じゃぞ、今に八人の死人が出る」
「俺が帰らなきゃ、妹たちが殺される」金田一耕助は友人から依頼をうけ、獄門島へ渡る。しかし、探偵を迎えたのは奇妙な3人姉妹だった・・・「獄門島」市川崑監督1977年(画像お借りしました)原作と犯人が違うのが、市川崑監督版の映画の面白さです。原作はトリックが面白く、映画は愛の描き方がドラマティック!「男はつらいよ」にマドンナはつきものですが「横溝正史シリーズ」にも毎回美女が登場し楽しませてくれます。島の自然・古い日本家屋の陰影のなかで、大原麗子さんの美しさが際立ちま