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安部公房原作勅使河原宏監督いつもながら、大ネタばれです。これほどの映画!是非、是非のお薦めです。迷った方は、記事をスルーしてください。クレジットタイトルに判コのコラージュ。この判コにも意味がある。ある夏の日都会に住む31歳の教師・二木順平(岡田英次)はリュックサックに水筒を背負いある県の駅に降り、バスに乗り、終点で降り、海辺に向かった。潮の香りのする砂地を歩いていると突然、視界がひらけて部落があらわれた。部落
最近雨が多いですね。すっきりとした初夏の空が続くといいなあさて、今年は安部公房生誕100年です。本屋では数多くの作品が平積みされていますね。そのうちの「砂の女」を読みましたサスペンスのようであり、心の表面がザラザラする感覚もあり。早く読み終えなければ落ち着かない状態。独特の奇怪な世界観にしばし飲み込まれていくようでした。
こんばんは〜!!ゴールデンウイーク、どのように巣ごもりされましたか??ささかわは読書、飲食!飲酒!!の合間に、メルマガ読者さま宛てにオンライン選書をさせていただきました!!思いつきではじめたのですが、思った以上に好評でとても嬉しかったです・・!!おかげさまでとても充実したゴールデンウイークを過ごせました!貴重な時間をいただきありがとうございました^^オンライン選書サービスをメルマガご登録特典にしましたので、オンラインで本をさく
寓話と哲学にみち、不毛と疎外感で収束していく、あまりにも、安部公房らしい作品です。まずは冒頭から。むし暑い、ある六月の日曜日・・・・・私は、人ごみに埋まった駅前のデパートの屋上で、二人の子供の守をしながら、雨あがりの、腫れぼったくむくんだような街を見下ろしていた。この父親が、子供に呼びかけられた拍子に屋上から転落し、一本の棒になってしまいます。そして読者が切ない感傷に浸る間もなく、学生たちと先生が棒を見つけ、校外での授業を始める。初めの学生が私を引きぬきながら、