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しばらくすると雨は止み、○○川の水位も徐々に下がってきた。翌日の日曜日は、クマオに買ってもらっていたお取り置きのパンツを引き取りに行く予定だった。これほどの豪雨になるとは思えなかった金曜の夜、まだ早い時間、女と過ごしているクマオにラインした。「日曜日、予定通りパンツ取りに行けるかな」。既読にならない。私はイライラした。クマオはどうしていつもこんなにラインを見ないのか。私といる時はずっと女とのラインを気にしているではないか。腹立ちまぎれに、一気に送信した
セミナー中にクマオからライン。あ、もう着いたのかなと、慌てて開くと、「今から出るよ。ちょっと遅れた」。やっぱり。本当は私のセミナーの終了時刻は午後4時だったが、クマオは言った。「4時だと、それから宿に着いて、着替えて、ちょっとゆっくりするには時間がないよ。りこ、3時で抜け出せる?」もともと遊び半分でいいと言われていたセミナー。参加者は千人以上。途中退席しても問題はない。私は、「オッケー。じゃあ、3時で」と快諾。そんな約束だった。ところがクマオからの「今から出る
「クマオさん、私、これ欲しい」。私はキャップが欲しくなった。かぶってみるとサイズは少し大きい。メンズ用だから仕方ない。「りこちゃん、風が吹いたら飛んでいってしまうよ。前みたいに海に飛ばされる」。確かに以前も気に入ったキャップを海に飛ばしてしまったことがある私。「そうだね。わかった。また別のやつ探すよ」。そんなやりとりしながら、お互いにふざけ合ったりして楽しく洋服を見て回るクマオと私。いつものデートのパターンだ。こんな楽しい時間は他にはない。クマオは女とも