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2010年12月14日、アルゼンチンからの12,000kmの航海を無事に終え、イタリアのナポリ沖に到着。去年、家内と観光で訪れた「卵城」の前に、錨を打って停泊。ちなみに、この城を作るときに土台部分に卵を埋め「この卵が割れたらナポリに危機が訪れる」と呪文をかけたのでこの名がついたそうです。沖から眺める、夜明けのベスビオ火山とナポリ市街。翌日15日午後、岸壁に移動開始。港内は、停泊船や修理ドック、放置されたような古い船などが沢山止まっていて、ごちょごちょしている。正面が、穀物を揚げる岸壁
こんにちは。今日の東京は曇ってて寒かったです。さて今回は、船内のお風呂事情についてお話しします。外航貨物船では、1人1部屋でそれぞれの部屋にシャワー・トイレがあります。ビジネスホテルのようですが、節水のためバスタブはありません・・・唯一、船長室のみバスタブがありますが、あまり使わない人が多いようです。↑大揺れの後の居室です。手前の開いてるドアの中にシャワー・トイレがあります。シャワー室とトイレはペラペラのカーテンで仕切られているのですが、上手く水の向きを調節しないとトイレが水浸し
2010年12月18日、ナポリ出港、コルシカ島とピアノーザ島の間を抜けてイタリア北部のサボナ港に向かう。世界地図帳を見ると、サボナ港の辺りに「リビエラ海岸」と書いてある。調べてみると、以前はイタリアでもフランス寄りの狭い範囲のみを指していた呼称のようだが、現在では、ジェノバの東から、フランスのコートダジュールまでを言うと書いてある。1982年、森進一のヒット曲「冬のリビエラ」を聞いていた頃は、木造の小さな船を所有していて、江戸川をうろうろしていたものだが、まさか30年後に貨物船で来ることに