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セグロセキレイ陸軍の戦史叢書(84)のズンゲンの戦いの項は、この堅苦しい叢書に悩まされつつ、だいぶ読み慣れてきた気がしている私にとっても、一種異様な表現が出てくる。そのうちの二か所は、今後の戦闘や先の大戦そのものに関わるものなので転記する。一つ目は先回引用した「第八方面軍作戦記録」からの転載箇所の最後、「支隊長以下全員玉砕せるに至れり」のすぐあとにある「注」およびそれに続く一文。注第三十八師団参謀松浦義教中佐の戦後の回想録によれば、支隊の任務は「ズンゲン死守」とある。
「禍事符」より築き上げた文明は滅び、すべては土に還った。文明の痕跡は土に飲み込まれ、世界は色彩を失っている。死と停滞に敗れたのだ。この先には何もない。あちこちに墓標のようなものだけが存在している。墓標はすべて亡骸で構築されているのかも知れない。そんな狂気とも思える墓標すら、土によって崩れ始めている。ここには人の精神は一切存在していない。ただ、滅びだけが広がっていく。
松任谷由実さんのVOYAGER〜日付のない墓標先日、ラジオを聴いていたらユーミンの番組で映画の主題曲という特集をされていましたユーミンの声や曲のトーンがとてもしっくりきてしまってずっと頭の中を流れています歌詞の中に私があなたと知り合えたことを私があなたを愛してたことを死ぬまで死ぬまで誇りにしたいからという歌詞が5回リピートされていますずいぶん古い曲でさよならジュピターという映画のために書き下ろさ