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深夜ならではの、斬新なドラマが始まりました。「滅相もない」1話舞台は、巨大な“穴”が現れた日本。入るか悩む8人の男女は、お互いの人生を語り合う――巨大な穴が唐突に街に出現したり、舞台みたいな会話劇になったり、明らかに普通のドラマとは異なる作りになっていて、ついていけるかなーと不安でしたでも、穴に入るか悩む8人のメンバーが中川大志・染谷将太・上白石萌歌・森田想・古舘寛治・平原テツ・中嶋朋子・窪田正孝の8人。そして、このメンバーを率いる、穴を信仰する
シアタートラムでSISカンパニーの別役実芝居「カラカラ天気と五人の紳士」を観た。演出は昨年度の岸田戯曲賞受賞作家で演出家の加藤拓也。加藤は同じくSISカンパニーで2020年に作・演出で新作「たむらさん」を、2021年に安倍公房の不条理劇の傑作「友達」の演出と台本執筆を、2022年に「ザ・ウェルキン」の演出をしているが、SISカンパニーとしてはこの若い演出家なら難題をつきつけても、期待を上回る、そして想定外のものを作り上げてくれるという信頼があるのだと感じている。今回は日本の
シス・カンパニー公演『カラカラ天気と五人の紳士』【東京公演】2024年4月6日(土)〜26日(金)シアタートラム作:別役実演出:加藤拓也美術:松井るみ照明:吉本有輝子音響:清水麻理子衣装:安野ともこヘアメイク:横田聡子舞台監督:瀧原寿子プロデューサー:北村明子演出助手:山崎総司美術助手:平山正太郎照明操作:吉田一弥、岩元さやか音響操作:玉置はる美衣装助手:藤井やすのり、赤嶺愛海演出部:正岡啓明、小澤久明、梅畑千春、櫻井典子、岡田三枝子制作【進行】土井さや佳
シアタートラムで上演中の、シス・カンパニー公演・加藤拓也作・演出『いつぞやは』を観てきました。加藤拓也さんオリジナルの作・演出の作品を観るのは、『もはやしずか』『綿子はもつれる』に続いて3回目ですが、観ていて痛みを伴うのに、惹きつけられてしまうのは今回も同様でした。日常的な会話や、その場の空気感などは、「その時、人はそう反応するであろう」という最適解に思えるリアリティがあって、一方、美術や小道具などの使い方が日常や時制を超越させるところも特徴でしょうか。俳優陣の演技は自然で活き活きとし
わたし達はおとな劇団「た組」を主宰する脚本家・演出家で、ドラマシリーズ「平成物語」などの脚本を担当してきた加藤拓也が監督を務めた恋愛ドラマです。お腹の子供の父親が恋人であるかどうか自信が持てない女子大学生を主人公に、恋模様や吐き出せない心情などを描き出す。そこら辺にいっぱいありそうな男女関係のトラブルを描いた会話劇の映画です。まだ若い男女が主人公なので、いろんな間違いがあります。そんな経験を経て、人間は大人へなっていくのだと思います。にしても、今時の若者たちを
劇団た組「綿子はもつれる」を観てきました。劇団た組の舞台は「心臓が濡れる」と「今日もわからないうちに」を観たことがあり、昨年も加藤拓也さん作・演出の「もはやしずか」を観ています(こちらは外部公演扱いのようですが・・・)。加藤さんは岸田國士戯曲賞を受賞して注目度も高いようです。先行予約が当選して良かった!まず、このヴィジュアルがとても良いです!劇場には出演者のサインが書かれたこのポスターが張られていました。写真撮っても良かったみたいですね・・・撮ってこなかったことが残念です。