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山釣りや山菜採りなどで、ちょくちょく山に入るのですが、たいてい鉈刃物を持ち歩いています。釣った魚のハラワタを出すのに使うほかは、何に使うかと問われれば返答にも困るのですが一人で奥山に分け入っても守り神というか、いくらか気休めにもなります。最近、何十年ぶりに6寸の黒打ちをついつい買ってしまいました。気が付けば何時の間にか何丁も持っていたのですが、5、7、8寸はあっても6寸モノを持っていない事で自分を納得させています。(汗)また、体力が落ちてきたせいか、重い大振りは此のとこ
私はいまだに剣鉈が好きで、必要があればガシガシ使っていて、時折記事にも書くんですが、このブログにも「剣鉈研ぎ」とか、「剣鉈研ぎ方」なんてキーワードで来られる方が多いのです。実際、軽登山をするくらいであれば剣鉈なんて必要ありません。狩猟なんかだとまた話は変わってきますけれどもね。とはいえ、人のいない山だったり、事前の情報でヤブや笹が生い茂っていて、歩きにくい、なんてことが分かっていれば剣鉈を持っていく必要が出てきたりするわけです。個人的な感触ではあるんですが、フ
雨の日の山歩きで使ったナガサがそのまま、ほったらかしいになっていたので研ぎました。砥石はこれまではキングの#1000を使っていたが、このところシャプトンの「刃の黒幕」を使っている。如何にもって感じのネーミング。値段も倍くらいするセラニック砥石だけあって、減りも少なく刃が付くのも早いようだ。でも研いでいる音とかどうも感触がしっくり来ない気もする。同じ#1000でも少し粗い感じがするけど、これ以上の細かな仕上げ砥石は使っていません。完全にカエシが出たことを指の腹で確認しな
今日はたまにやる「考察シリーズ」。今回のテーマは剣鉈。狩猟をする人、あるいは山に単独で入っていく人なんかがいて、そういう人たちにとって持っていく刃物として、剣鉈がいいぞ、なんて言われたりします。剣鉈については、今更説明を加える必要もないでしょう。切っ先があるナタです……とまとめちゃうと若干、大雑把すぎるかしら。ナタの性能と小刀の性能を併せ持つような刃物で、地域や作り手によって形状に違いがあります。共通しているのは、「切っ先があること」。あとは、「鉈的な重みのあ