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発狂する私と置物になった夫その横で冷静に仕事をする医師と助産師その状況が10時間以上続いた時なんか股から出そうな気がする、すごくいきみたい感覚に襲われた赤ちゃんがどんどん下がってきたのだ医師からはもう少し我慢してと何度か言われ、「どうやって?もう無理、我慢できない」と叫びながらやり取りをしていたそして何度目かの診察の時「もう産まれる。お母さん、産むよ。いきんでいいよ。」と言われた。他のスタッフにも「産むよ!」と声をかけているのが分かった。すると数分のうちに大勢のスタッ
私のお腹から出てきた娘はすぐに小さなベッドの上で蘇生処置をされていた。一度も泣き声は聞こえなかった。私がずっと子供の方を見ていたため、気持ちを和らげようとしたのか医師が何か話しかけてくれていたが、一つも覚えていない。なんだか涙が溢れてきて嗚咽しながら過ごしていたように思う。私のすぐ隣で助産師が「なんで泣いているの。もう痛くないでしょ。」と言った。これだけは覚えている。今の私なら「子供が死んだ状態で生まれたのに泣かない親がいるのか!!」とおそらく怒鳴っていただろう。
海琉は原因不明の仮死状態で産まれた。アプガースコアはずっと1点のまま。海琉の心臓は止まってはいなかったけれど…生まれてすぐ心臓マッサージをされていた。その時間は35分間。仮死状態で生まれてくる確率は10人に1人。ほとんどすぐにアプガースコアの点数は上がるが出産直後から点数も上がらず1点は珍しい事だった。だから助産師さん達も今までこんな事経験したことないって言うくらい。出産は本当に奇跡。頭では分かっていてもまさか自分の子がこうなるなんて全く思ってなかった。ずーっと健診も問
その後、病室で待っていると嫁さんが処置を終え帰って来ました。うちの母、嫁さんの母と泣きながら「頑張ったね!自分が大変だつたのに子どもを一生懸命に産んでくれてありがとう!」そう言い、病室は静まりかえりました。私の父が父「これは医療事故じゃないのか?医師に会って話しを聞きたい。おれは許せない!」私「今、そんな事言っても現実は変わらんやろ?今は子どもの回復を願うしか無いやろ!」と言い、父をなだめました。父の気持ちも分からなくも無かったのですが、今怒ったりした所で息子の症状が変わる訳で