横浜本牧署の女性刑事・流石姫子(中村玉緒)が、県警本部が隠ぺい工作を行う事件の真相に迫る。姫子と警察庁次長・堤(北村総一朗)の息子で本牧署のエリート署長・恭一(鶴見辰吾)に、神奈川県警警備部への栄転話が持ち上がる。恭一は県警本部長・本山(ささきいさお)から、代議士の水木(久富惟晴)を紹介される。翌朝、港で観光船の船員・井坂(小山紘徳)の水死体が見つかる。同僚の木村刑事(柳沢慎吾)と聞き込みを始めた姫子は、井坂が死の前日に若い男に殴られていたことを突き止める。だが、捜査本部は井坂の死を自殺と発表す