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彼女は小さいながらも上質な品を売るお店を経営していました。上客もついて、月に数百万円を売り上げていたはずなのに、最近は客足も途絶えて家賃を払うのがやっとの状態だと言うのです。「あれ?また新しい偽物ブランドのバッグを買いましたか?」と聞くと、「以前の様に地下に入る怪しげな店ではありません。とても上質な皮革屋が取り扱っている品です。気が悪いわけがありません」と堂々としています。「誰が扱おうが、偽物が持つ気は同じですよ」「偽物ブランドバッグはこの世に存在してはいけ
お店を手広くやっているクライアントさんがいました。彼女は、とても明るくて社交的でいつも彼女の回りには沢山の人が集まっていて、人生もそれは充実しているように見えました。ところが、ある日を境に「おや?」と思うような行動が目立つようになったのです。やけにガツガツした部分が見え始め、それによって少しずつ人も離れていきました。ご相談に見えた時に、感じたのは「偽物」という言葉。それと同時に、彼女が地下の薄暗い場所で、嬉々として沢山のバッグを買っているのが見えました。「も
ファッションの世界などでは、フェイクも勿論アリです。フェイクファーや合皮素材、フェイクムートンなどは一つの素材としてすでに成り立っています。問題なのは、ブランド品のフェイクを持つこと。法律的にNGなのは当たり前のことですがさらに言えば、偽物ブランド品はマイナスの気の宝庫ですから、持っていて良い事が起こるはずがありません。物には作り手の心や気が入り込みます。だから例え上質な物を買う時にも、相性が合うかどうかという意味合いで手に取って「本当に私が持っても良いもの