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ブラジルリオを拠点に活躍したMPBシンガー、ルイス・メロヂア(1951-2017)は以前に、全曲が自作曲のソロ・デヴューアルバム"PérolasNegras"を記事にしたことがあります。『黒さと味わい深く暖か味のある声が愛されたルイス・メロヂア』ルイス・メロヂア/PérolaNegra今日紹介するルイス・メロヂアはアルバムこそ多いものの、日本にはあまり情報がなさそうです。なので少ししか書け…ameblo.jpルイス・メロヂアは「
ナタリー・クレスマン&イアン・ファキーニ/AuburnWhisperN.Y.とブラジル間で活躍するふたり、米国人女性シンガー/トロンボーン奏者ナタリー・クレスマンと、ブラジリアン・ギタリスト/シンガーイアン・ファキーニがデュオを組んで発表した最初のアルバムについて、以前に記事にしたことがあります。リブログした、その最初の盤は2019年の発表。今回はこのデュオによる、2022年発表の2作めを。今回のこのアルバムから先行発売されたシン
これもボサノバの中では有名な曲ですね♪実はあまり注目していなかった曲でしたがジョアン・ジルベルトの「InTokyo」を聴いてからなんて素敵なのかしら!!と、一気に好き好きモードに変換(笑)ジョアンの情緒たっぷりの歌い方にすっかり魅了されました。ただし、いつものとおり、自分が歌うとなると別で、あの雰囲気をどうしたら出せるのだろう??と、理想が高すぎて手をつけられずにいます。愛を、微笑みを、花を信じた人は、夢を見た。けれど、いずれも移ろいやすい
「Desafinado」と書き、「ジザフィナード」と読みます。デサフィナード、と発音すると、私のポルトガル語の先生がイライラします(笑)さて、Disafinadoとは、調子はずれ、という意味で要は「音痴」ということですね。恋人がとても耳のいい人で、自分のことを音痴だ音痴だという。けれども、皆が皆、君のようにいい耳をしているわけではないんだ。これが、自然だし、歌には僕の心がこもっているんだ。技術的なことばかり言って、君は本当に大切なことを忘れていないかい?
TristezaHarildoLobo/NiltinhoトリステーザポHファヴォーヴァイエインボーラTristezaporfavorvaiemboraミンニャアウマキショーラMinhaalmaquechoraエスタヴェンドゥウメウフィンEstavendoomeufimフェスドゥメウコラサゥン
久しぶりにすごく歌いたい歌が見つかりました。この曲はいつもとは逆で、男性がお別れした女性に対して、ちょっと恨みを込めて物申した内容の詞。つまされる女子はいませんかー?ええ、私は全く問題ありませんが内容はともかく、曲が好きだなーと思いまして、これからマッハで覚えますよVocêvaiver
今回紹介するブラジルサンパウロ州出身のSSW、ジョタ・ペーは女性SSWと組んでÀVUÀというデュオ名で発表した2022年のアルバム("PercorrerEmNós")が評判になっていたので知っていましたが、見た目がチャラいのであまり聴かずに敬遠していました。(笑)2年後の本盤はそのジョタのソロ・アルバムということで、気をとり直して聴いてみて、とても気に入ったのでこれを今回の記事に。見た目のチャラさとは関係なく、MPBの進化形として真っ当に成長(?)し
写真は、去年の5/30のラジぼっくりにゲスト出演していただいた「MASH弦楽団」の加々美・アラン・皓太さんのお父さんである、加々美淳さんです。ブラジル大使館後援・サンバの巨星と言われる加々美淳さん。バークリー音楽大学、ロンドン王立音楽院卒業後、マルセロ・トゥピナンバ・ブラジル連邦音楽院でブラジル音楽を研究。アントニオ・カルロス・ジョビンとの出会いをきっかけにサンバに傾倒し演奏活動を開始されて、ブラジルでテレビ・ラジオに出演。日本に帰国後はリーダーバンド「シャカラ」でSONYレコ
今日はブラジルミナスジェライス州の州都ベロオリゾンチ出身、アフロブラジレイロの女性シンガー、グラウ・ナデルが2023年に発表したデヴューアルバムを紹介。デヴューといっても、ベテランのような堂々としたボーカルですが。ピアニスト、作曲家、編曲家、音楽プロデューサー、教師、UFMG(ミナス・ジェライス連邦大学)の音楽研究者など多岐にわたる活動、その一環としてシンガーでもあるようです。そんなグラウは、米国やブラジルにアフロ系のミュージシャンがもたらした文化的な影響
さて、今回はTristeです。Tristeは「悲しい」という意味ですが、曲を聴くと軽快で、なんだか楽しそうでは?と思いますよね。これはインスト曲として作られて、後からジョビンが歌詞をつけたそうです。なるほど、どおりで音域が広いわけですよ。Waveもそうですが、元々インストだった曲は手ごわいです。。ですが、素敵な曲だから、やっぱり歌いたい!ということで、頑張って覚えますよ♪で、何が悲しいのかというととても自分の手には届かないような高嶺の花子
死ぬまで飽きずに聴くんだろうなぁ・・・。そこまで言える音楽って、そう多くはないんですが、僕はこれ↓レター・フロム・ホーム/1989年パット・メセニー・グループ友人にすすめられて聴いたのが91年だから、それから32年間聴きっぱなし。当時はヘヴィメタルばかり聴いてたのに、何でコレがツボに入ったのか自分でも謎。PatMethenyGroup-HaveYouHeardPatMethenyGroup-MoreTravels(DVD)RecordedLiveInE
ウグランジアモーOGrandeAmorViniciusdeMoraes/AntonioCarlosJobimアージャウキオウヴェーHajauquehouver,アセィンプリウンオーメィンパラウマムリェーHásempreumhoumem,paraumamulherイアジセィンプリアヴェーEhádesemp
いつも「いいね!」を押して下さるDo!Family前橋スズラン店けーこさん。ブログでスタイリッシュなコーディネートを紹介している、人気のブロガーさんです。先日のこちらのブログ。群馬のナンパスポット、うけました!『❤️群馬のナンパスポット❤️と★9月のシフト★』群馬の方に質問です!!昔ロータリーに行った事ありますか?(* ̄∇ ̄)ノグンマーのアラフォーの方は免許取りたての頃一度は行ったことがあるでしょう🚗当時群馬のナ…ameblo.jp実は母親が群馬県に住んでいますので、高崎や前橋に
ブラジルの超有名音楽先日映画「未来世紀ブラジル」を記事アップしましたが、その映画を観てから日々ブラジル(中南米)の音楽を聴いている次第でして・・。ブラジル音楽の種類もショーロ、ノルデスチなど色々なジャンルがありますが、やっぱり最初に浮かぶのは「サンバ」「ボサノヴァ」ではないでしょうか・。今回は趣向を凝らして、ここでは誰でもが一度は聴いたことがあると思われるブラジルの超有名な曲をご紹介。今更紹介ということでもないですが・・・wまずはなんたって「サンバ・デ・ジャネイロ」
ボサノバギターを習っていたころ、毎日むさぼり聞いていたのは、NaraLeão(ナラ・レオン)でした。MusadaBossaNova(ボサノバのミューズ)として今も世界中の多くのファンを魅了しています。Naraは1985年に、長年の友人であり、一時は恋人でもあったRobertoMenescalと来日しています。これが彼女の最後の来日公演となりました。1989年にも来日の計画がありましたが、持病の脳腫瘍が悪化し、その年の6月に47歳で逝去。来日は幻となってしまいました。紹介したい曲が
今日ご紹介するのは、1933年にNoelRosa(ノエル・ホーザ)がVadicoと共作した"FeitiodeOração"です。FeitiodeOraçãoの、Feitioとは形や仕方、Oraçãoとは祈りを意味し、ここではサンバとは祈りの形の一つであることを示しています。歌詞の中にある「胸を蝕む不運」とは、結核のことを示すのでしょうか。NoelRosaはこの病のため、1937年に26歳の若さで逝去しています。誰が考えるだろう常に不幸に見舞われていることをだから今は
英語でいうと『ワンノートサンバ』これは、一つの音でできた、可愛らしいサンバだよ。色々なスケールを使ってみたけれど、結局一つの音が良くてその音で歌うことにしたんだ。欲張っても何も得られないんだよ、という内容の歌。要は、たくさんの人がいる(目移りした)けれど、やっぱり君が一番なんだ!という恋の歌のようですよ。まったく男子はしょうがないですね~そんな思いを込めて、軽やかに、憎らしさを表現できたらいいなぁ。私的難易度★★★☆☆(早口言葉の部分を覚えるまで
ようやく花粉の季節も過ぎ去ってくれたようで。2月中旬くらいから、ブラジル音楽の弾き語りの練習を、全くやっていなかったので、約2か月ぶりくらいにトライしてみた。久々なので、ややテンション上がる。Cavaquinho(ブラジルの弦楽器)を弾くのも久々だ。1曲目。うん、久々の割には、そんなに悪くない(当社比)。やっぱ、ブラジル音楽は楽しいね。2曲目。懐かしいな、この曲。けど、早くもちょっと、疲れてきたような・・・3曲目。ギブアップ!!(笑)たかが2か
急遽決まった5/25赤坂G'sバーのライブ。今週末28日(日)にミニライブを行う弦の音マスター兼ギタリストの上野克己さんとのデュオ予定でしたが、なんと!日本を代表するハーモニカ奏者のマツモニカさんに共演いただくことになりました。ご存知の方も多いと思いますが、マツモニカさんはクロマティックハーモニカ部門で世界チャンピオンの経歴をもつ第一人者。トニーニョ・オルタなど、世界的ミュージシャンの方々との共演も数多く。その魅力的な音色はジャズ、ブラジル音楽など多方面から称賛さ
BenitodePaulaの有名な曲。日本の音楽ファンには知られてないけど、74年のレコード収録で、75年に大ヒットしたそうで。ブラジル音楽の、こういう人名を沢山読み込んだ歌詞が好きなので、ルイス・ゴンザーガやカエターノの名前が出て来たりで、少し前から歌詞が気になってた。でも、JacksondoPandeiroのChicletecomBananaに出て来る、アンクル・サムみたいに、(スヌーピーの漫画の)チャーリー・ブラウンの名を代表にして引っ張りだしつつ、アメリカ人全般に対して、語
次の週末はいよいよ大御所とのライブ。楽しみですが、ちょっと緊張高まって来ました。ギタリストの加藤崇之さんはジョージ大塚さんや先日亡くなられたオマスズこと鈴木勲さんなど、伝説的なミュージシャンと数多く共演されて来た名手、リーダー作も多く、フリーやブラジル音楽にも造詣が深い、幅広い音楽性を持ち、活動をされています。私はジャズ合宿での先生として出会いました。今回いよいよライブでの共演が実現します。オリジナル中心のライブになると思います。是非多くの皆様のお越しをお待ちしております。ご予
オヤスミソングデサフィナード(Desafinado)は、1959年に発表されたボサノヴァの曲。ニュウトン・メンドンサが作詞し、アントニオ・カルロス・ジョビンが作曲した。本来「Desafinado」はブラジルポルトガル語で「ヂサフィナードゥ」に近い発音であり、「音痴」または「音はずれ」という意味である。初めて歌詞中に「ボサノヴァ」の単語が取り入れられた曲である。ナラ・レオン(NaraLofegoLeão、1942年1月1
4月~6月の演奏のお知らせです演奏機会は多くないですが、すべておすすめ!音質あげて↑↑↑まいります(^^♪☆4月14日(日)Mクアトロ(阪急武庫之荘駅南出口2分)http://www.mcuatro.qcweb.jp/06-6433-312615時~2ステージMC¥2500(ご予約¥200割引).岸本愛理(ピアノ)田中ひかる(ボーカル).えりさんの「ピアノでもブラジル音楽演りたいねん!」という熱い思いが実現します2人の好きなブラジルものを詰め込みます♪人
今日ご紹介する曲はサンバの巨人Cartola(カルトーラ)のOMundoÉumMoinhoです。moinhoはひき臼と言う意味なのですが、この曲の邦訳はなぜか「人生は風車」。調べてみたら、moinhoの英訳がwindmillなんですよね。つまり風車(ふうしゃ)。風力を使って臼を引く場合は風車(ふうしゃ)のこともmoinhoと言うらしいですが、風車(かざぐるま)ではないようです。日本語って紛らわしいですよね。この曲の歌詞は若い娘に語りかけるような内容で、Cartolaが養女であるCr
そろそろ紹介曲が多くなって来ましたので、リストにしてみました。AcenderasVelas/ZéKetiAcontece/CartolaAdeus,Batucada/SynvalSilvaAFloreoEspinho/NelsonCavaquinhoAindaBem/MarisaMonteAlegria/AssisValenteAlguémCantando/CaetanoVelosoAmanhã/GuilhermeA
今日ご紹介するのは、ブラジルのカントリーミュージックとも言われるMúsicaSertaneja(ムジカ・セルタネージャ)の2人の大御所、AlmirSater(アウミール・サテール)とRenatoTeixeira(ヘナート・テイシェイラ)が1990年に創作したTocandoemFrenteです。この2人は30年以上、創作活動においても、プライベートにおいても、重要なパートナーです。TocandoemFrenteとは、前に進むと言うこと。この曲は、AlmirがRenatoの家に
5/2(木)日暮里porto長澤紀仁(gt)20:00〜MusicCharge/2000(+TC/500)http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1221259/12408395/10(金)trattorìaMINORI19:00〜MusicCharge/投げ銭https://www.trattoriaminori.com/5/13(月)渋谷nobポップスセッション都田康将(Gt)biki(key)舞野州(B
HOWINSENSITIVE~ハウ・インセンシティヴ~1963年(英語詩1964年)作詞/ヴィニシウス・ジ・モライスViniciusDeMoraes作曲/アントニオ・カルロス・ジョビンAntonioCarlosJobim英語詩/ノーマン・ギンベルNormanGimbel【『イパネマの娘』の大ヒットを生み出した3人】「ボサノバってどんな音楽?」ともし聞かれたら、たぶん、『イパネマの娘』とか『ウェーブ』とか『デサフィナード』など。きっとカルロス・
おなじみ、ジョビンとモライスのコンビの作品です。「EstradaBranca」(白い道)というスローで抒情的な曲。静かな雨の日に聞きたくなるような曲です。遠い町に恋人を置いてきてしまった。その恋人が忘れられず、月明かりでできた自分ひとりだけの影を見ては悲しみに暮れる、という歌詞。きっとその恋人と、夜の散歩をよくしていたのかしら?と思わせるような詩。本当に美しい歌詞ですね。モライスの失恋の詩は天下一品ですEstradaBranca
ブラジルでヒットしている曲はラブソングが多いけど、そうでないものもたくさんあります!自分の頭で考え、自分の考えを述べる意外と苦手な人が多いのかな~と思う。言ったら相手にどう思われるかを考えて、できないこともあったかもしれない相手や周りの意見に従うことの方が簡単かもしれないそしてそれは、他人に自分を明け渡してしまうことにもなりかねない。言葉のエネルギーは強い。本当は思ってもいないのに「イエス」と言い続けることは自分自身に対して失礼だ。自分の尊厳。自分の価値。