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今回は動画の紹介なのですが、再生回数も多いので、もしかしたらもうご覧になっている方もいらっしゃるかもしれません。40分の動画だとボリューム的に見ることを躊躇してしまいそうですが、むしろ40分という短い時間でよくここまで様々な内容を網羅できているなぁと感心してしまいました。ただ、どうしてもこの動画に聖書からの視点をプラスしたかったので、制作者の方には失礼だと思いましたが、少し私の文章を付けてご紹介させていただきます。特にこの日本では、多くの人が歴史の真実を知らないまま、学
NHKスペシャル「下山事件」の第2部も第1部と同じトーンであった。第1部・第2部をつうじて描かれているものは、下山国鉄総裁の死亡はアメリカ占領軍GHQによる謀殺である、ということを立証する直前に迫ったときにその占領軍によって捜査の終了を命令された検事の無念と悔しさであった。この番組につらぬかれているイデオロギーは、戦争に敗れ占領下におかれたことを体験した日本人は、検察という国家的な機関はもちながらも国家権力をもたず外国軍によって蹂躙されたという屈辱をバネにして、日本国家権力のアメリカからの
岸田がアメリカ議会で演説した内容をもう一度考えよう。「ほぼ独力で国際秩序を維持してきた米国。孤独感や疲弊を感じている米国の国民に語りかけたい。一人で背負うことがいかなる重荷であるのか、私は理解している。」「「自由と民主主義」という名の宇宙船で、日本は米国の仲間の船員であることを誇りに思う。共にデッキに立ち、任務に従事し、なすべきことをする準備はできている。」と。こう言ったのである。日本の国家権力者に「孤独感や疲弊を感じている米国の国民」とか「一人で背負うことがいかなる重荷である
イラン政府は——在シリアのイラン大使館への攻撃の報復として——イスラエルを大規模に攻撃した。イスラエル政府は、これへの報復の計画を練り準備をおしすすめている。ガザに侵略したイスラエル国家も、戦争を開始したイラン国家も、自国の労働者たち・勤労者たちを搾取し収奪し抑圧しているブルジョアジー独裁の国家であり、自国の労働者たち・勤労者たちにナショナリズム・イデオロギーを注入し、彼らを兵士として動員して、戦争をくりひろげているのである。全世界の労働者階級・人民は、ガザでの殺戮と中東戦争を阻止する
日米両国家権力者は、「共同声明」で次のようにうちだした。「平時と有事における自衛隊と米軍の相互運用性、計画策定の強化を可能にするため、それぞれの指揮・統制の枠組みを向上させる。より効果的な日米同盟の指揮・統制は、抑止力を強化し、自由で開かれたインド太平洋を促進する。」と。これは、在日米軍と日本軍(自衛隊)との、形式的には別ではあるけれども、実質的には両軍を統一的に指揮する統合司令部をつくる、というものである。これは、北朝鮮軍あるいは中国軍が怪しげな動きをしていると米日両国家権力者が見な
読売新聞の編集委員・伊藤俊行は、「妖怪も読めぬ政局国民にたまる不満」と題して次のように書いている(「読売新聞」2024年4月7日朝刊)。「国会周辺ではよく、「覚(さとり)」に遭遇する。日本各地に言い伝えのある妖怪「覚」が人の心を読む能力を持つように、権力者の心や政局を読み、今後の展開を予想する。正体は老政治家、ベテラン秘書、古参ジャーナリストなどで、官僚や若い政治家はその意見を聞きたがる。最近、「覚」の見立てが外れがちなのは、岸田文雄首相の「予測不可能性」ゆえだ。」(「読売新聞」20
明治維新の大嘘「経済」や「歴史」というと「めんどくさい」とか「難しい」というイメージが付いてまわりますが、「経済」を「横軸のナショナリズム」・「歴史」を「縦軸のナショナリズム」と言い換えるとイメージがコロッと変わってきます。これがこの本の基本的な立場であり、歴史と経済の掛算で世の中は動いているとしています。この考え方で明治維新を再評価してみると、江戸時代の評価が大きく変化します。明治維新が成功して第一次世界大戦後には世界の5大国に成れたのは江戸時代に準備が完了していたからです。実質、明