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赤と黒の「赤」は軍服の赤、「黒」は僧服の黒を表しています貧しく、無学な家族に身体が小さいことをバカにされ燻っていたジュリアンは頭脳明晰なことから教会の僧侶から神学校に進むことを勧められる。貧しく家柄もない彼には、軍人となって出世するか、僧侶となって出世するよりなかった。ポナパルティストだったジュリアンは軍人に憧れたがつてもなく、僧侶として成功したいと野心を抱く。紹介された家庭教師先は市長の家でレナール夫人は信心深く貞淑な貴婦人だった。夫のレナール氏は風采の良い人物だが、妻が莫大な
スタンダールの代表作で、何度も舞台化されていますね。2023年4月に宝塚星組が上演したばかりの『LeRougeetleNoir』が『赤と黒』のタイトルで男女版上演。宝塚は既に柴田侑宏の脚本・演出によるミュージカル・ロマン『赤と黒』というヒット作があるので、原題を用いたと思われますが、邦題の方がしっくりきます。宝塚2008年版『赤と黒』(『LeRougeetleNoir』ではないやつ)でマチルドを演じた夢咲ねねが、今回はレナール夫人を演じるのが話題です。それにしても、大変失礼
2018年9月のテーマ読書の秋、世界文学に親しもう第五回は、「パルムの僧院」スタンダール著、生島遼一訳岩波文庫、1952年発行パルムの僧院〈上〉(岩波文庫)821円Amazonパルムの僧院下改訂(岩波文庫赤526-6)Amazonです。作者のスタンダールはナポレオン時代のフランス人で、軍に入ったり官僚として働いたりしながら小説を書いた人物です。また、若くしてナポレオンに従軍してイタリアに行って以来、イタリアの魅力に取りつかれてしまったとい
【カウンセリングルーム「アンフィニ」/名古屋市中区】【青い柳のココロカフェ/養成講座/お知らせ】心理カウンセラーと心理学を身近にするブログです。皆さん、本日の心の天気はいかがですか(^^さて、今回は「劣等感コンプレックス」について。皆さんは、自分のどんなところが気になりますか?人と比べることは多いですか?自分に対して、1~10の人間としての評価を付けるなら、いくつになるでしょう?6以上ですか?5以下ですか?人は、物心ついた頃から、人と比べるということをして、