ブログ記事329件
『かまいたちの夜』というゲームがある。雪山のペンションで連続殺人事件が起こるというクローズドサークルのミステリーゲームだ。実際は雪山というより山道の途中にあるペンションだが、ゲームでは少し風景が違う。ゲームではペンションの名前が「シュプール」になっているが、現実では「クヌルプ」という名前で、今でも人気の高いペンションだ。ぼくはこのゲームの大ファンで、20年ぐらい前からずっとこのペンションに行くことが夢だった。今から4年前の夏、盆休みの期間を利用してここに行ってみようかと思っていた。しか
■あらすじ●クレメンス…医師●エリオット…船長●トビー…船長の孫●アナ…吸血鬼のエサのはずだった●吸血鬼…ドラキュラでおます嵐の夜。座礁している一隻の船が発見される。捜査に入った警察は、航海日誌を見つけた。警察官の一人は「エライコッテス」と言いながらその場から逃げていくのだ。この船「デメテル号」に何が起きたのか?話は一か月前に遡る。デメテル号はルーマニアの港からロンドンに木箱を輸送することに。龍の紋章のある木箱を見た作業員
昔の映画『酒とバラの日々』ではないですが、「本と映画とのんの日々」です下村淳史著『そして誰かがいなくなる』読了いたしました。初めて下村淳史作品を読ませていただきました。とても読み易い文体でサクサク読み進められました。大絶賛ではないですが是非読んでいただきたい本格です招かれた日は大雪の日だった。招かれた人は八人。招いた人は。覆面作家のミステリ界の重鎮:御津島磨朱李(みつしま・ましゅり)ようこんな名前を考えるわ。高部:執事招かれた人林原凛:若手
下村敦史さんの『そして誰かがいなくなる』を読みました。そして誰かがいなくなる(単行本)Amazon(アマゾン)覆面作家の御津島磨朱李が郊外の森の奥に自宅を設けた。その新居のお披露目会に招待されたのは、作家が4人と文芸評論家が1名、編集者が1名。出席者が到着したのを待っていたかのように吹雪が吹き荒れ、御津島邸は下界から切り離されてしまう。そして御津島は、あるベストセラーが盗作であることを暴露すると言ったあと、叫び声を残して姿を消してしまった。ミステリーファンなら、もう読
夕木春央『方舟』、前にも書いた通り、昨年の国内ミステリの傑作の一つです。https://ameblo.jp/erroy3911/entry-12777491968.html『2022年国内ミステリ・マイベスト5』今年読んだ国内ミステリのマイ・ベスト5です☆1位白井智之「名探偵のいけにえ-人民教会殺人事件-」https://ameblo.jp/erroy3911/en…ameblo.jpレビューを書いてなかったので書いておきます☆柊一は大学時代の友達らと山奥の地下建築を訪れるが、そこで
おはようございますさばとは、高機能自閉症➕ADHD。毎日、自転車🚲通勤頑張っています。昨日はこどもの日でしたね。うちのこども……娘ちゃんはお友達に誘われカラオケに🎵帰ってからも歌ってました楽しかったようで何よりです私とさばとは、障害のある人の陸上へ🎵ガッツリ腰を据えてママさんとお話してきました昨日の読了本📖豪邸スゴッオマージュはもちろんあの名作有名すぎて読んだ記憶がないけれど子供の頃は今と違って外国の作家さんの本📖を読み漁っていたのでたぶん読んでるんじゃないかなな
4月27日読了「佐藤」は、日雇いバイト仲間の徳永が高額バイトに行ったきり、連絡が取れない事を不審に思い、徳永が行ったであろうバイトを探し出し応募、そしてカリブ海に浮かぶ孤島に立つ館に連れて来られる。そこでは、「佐藤」と名乗って館の主人と旅先で仲良くなった人物を演じるように指示されるが、本格ミステリー小説のような殺人事件に巻き込まれることになる…初めての作家さんです。○○の殺人というタイトルだとどうしても期待してしまいますね。こちらは、ちょっと普通とは違うミステリーでした高額バイトに応募
うーーーーーんそう来ましたか。白井智之作品を1冊でも読まれた方は想像できると思います。クリスティが書いた日本で一番人気がある洋書の「そして誰も死いなくなった」の系譜。日本の有名作家もクリスティへの思いを込めて「そして~」を書いている。そんな作品を当てにしていたのですが、やはり白井智之さんでした。作風は変わらない。期待をしていたぼくが悪かった。『覆面作家・天城菖蒲から、絶海の孤島に建つ天城館に招待された五人の推理作家。しかし館に招待主の姿はなく、食堂には不気味な泥人形が並べられて