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犬同士がコミュニケーションをとる上で、相手に自分の気持ちを伝えるボディランゲージについては既に何度かお話ししていますが、初対面の犬同士が出会った時や、再会でも場所が変わったり、ノーリードだったのがオンリードになったりと状況が変わった時に、犬同士が出し合っている様々なシグナルを読み解くのは、一般の飼い主さんにとっては至難の技です。例えば下の動画は、タンタンが年上の雌犬小雪ちゃんに挨拶しに行く時の様子です。皆さんはタンタンがいくつカーミングシグナルを出しているかわかりますか?
タンタンは小さな頃からとても神経質で、ある時自動車が怖いと感じてしまってから、交通量が多い道の脇を歩くことができなくなってしまいました。自動車の通る道では動かなくなり、車が横を通り過ぎるとパニックになって逃げまどいました。そこで私はあまり自動車が通らない道に面したドッグカフェで、ガラス越しに車がすれ違う瞬間に「いい子ね!」と言いながらおやつを与えてみました。ガラス越しに車が通ることにまるで反応しなくなってからは、店の前のテラスで抱っこしながら車が通り過ぎるたびにお
皆さんは愛犬のこういう眼差しを見たことがありますか?実はこれ、対象となるものに視線を置いた状態で顔をわずかに外らすことによって白目が目立つ状態になっているのですが…これをWhaleEyes(クジラ目)といいます。一見、かわいい表情なのですが実はこの表情は犬が『困惑』『不安』『ストレス』などを感じた時にするサインでもあります。同時に耳、口角、尻尾などの位置も見るとその『程度』にも気づくでしょう。よく飼い主さんはこのクジラ目を叱られた時の反省の表情だと思っているこ