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★★★4-6順調に通し稽古が終了し、テリィは早めの帰宅が許された。自宅に到着すると、ジェイに頼んでいた品が自宅に届けられていた。白銀の駿馬、愛馬セオドラだ。「久しぶりに走るか?セオドラ」テリィは敷地内の馬場を走り始めた。キャンディが小道だと思ったのは馬場だったのだ。川沿いの道をしばらく進むとゆるいカーブに差しかかる。けやきの木と木の間に掛っていたハンモックが破れている。風化によるものかと最初は思ったが、圧が掛ったような破れ方を見る限り、そうでは無さそうだ。その枝にはなぜかカットフ
ハムレット47人の口に戸は立てられぬぞ。尼寺に行け、尼寺へ。訳福田恒存新潮文庫20200718(Sat)ハムレットはふたたびオフィーリアに尼寺に行けという。もう、行くぞといいながら、また帰ってきて、同じことをいう。王と妃は、身を隠してハムレットとオフィーリアのやり取りをきいている。HAMLET:Letthedoorsbeshutuponhim,thathemayplaythefoolnowherebut
どうも。また「HAMLET」について書きます。今回長いです。はい。原作を読んだ時からずっと気になっていたハムレットが言う『近親相姦』について考えてみました。超超超個人的解釈です。①クローディアス(叔父)とガートルート(母)は恋仲で、ハムレットは二人の実の息子だった説②ハムレットとオフィーリア(ポローニアスの娘)は実は血の繋がった兄妹だった説無い頭フル回転させた結果、この二つの説に辿り着きました。まず、一つ目について説明します。①クローディアス(叔父)とガートルード(母)は恋仲
ハムレット44生か、死か、それが疑問だ。訳福田恒存新潮文庫20200505(Tue)生か、死か、それが疑問だ。死は夢のようなもので、死ねば一切の苦しみがなくなるが、夢を見る。一人として戻ってきたためしはない未知の世界、心の鈍るのも当然、見たこともない他国で知らぬ苦労をするよりは、慣れたこの世の煩いに、こづかれたいたほうがまだしもという気にもなろう。こうして反省というやつが、いつも人を臆病にしてしまう。[EnterHAMLET]HAMLETTo
シェークスピア名句集51簡潔こそ智慧の神髄up20210426(Mon)Brevityisthesoulofwit.HamletIIii90簡潔こそ智慧の神髄最近のハムレット王子の気鬱の原因がつかめたと、ボローニアスが国王と王妃の前に報告に参上する。父親の死と母親の早すぎた結婚だけが原因ではない、というのだが、その報告は最初から散漫で脱線気味である。ボローニアス自身も自らの性癖を自覚しているのか、上の名句Brevityis