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レビー小体病の発見者、小阪憲司先生の講演を聴いて日本老年精神医学会(金沢)で小阪憲司先生の講演を聴いてきましたレビー小体病(DLB)は、認知症、意識混濁、パーキンソン症状、自律神経症状を呈する疾患で、認知症全体の約20%を占めますDLBは小阪先生が世界で初めて発見し、現在では欧米でもその存在が認められていますこの点に関しては、小阪先生の業績は偉大で、世界に誇るお仕事です早期発見、早期治療が重要だと協調されていましたしかし、DLBの治療に関しては、アリセプトを処方する話しかありませ
抗精神病薬「レキサルティ」うつ病・うつ状態の効能追加の承認取得|ニュースリリース|大塚製薬大塚製薬のニュースリリースをご覧いただけます。www.otsuka.co.jp2023年12月22日、レキサルティは「うつ病・うつ状態(既存治療で十分な効果が認められない場合に限る)」の効能効果の承認を取得している。レキサルティは従来は統合失調症しか適応がなかったが、今後は、うつ病、うつ状態にも処方可能になった。(注意点として、レキサルティは抗うつ剤と併用で処方しなければならない)レキサ
認知症治療認知症治療薬・商品名アリセプト(一般名ドネペジル)・レミニール(ガランタミン)・イクセロンパッチ(リバスチグミン)・メマリー(メマンチン)認知症治療薬は効果が乏しいため、当院に通院される患者には、これらの薬はここ数年新規に処方することはなくなった。認知症の原因は、数十年来の糖質過多+タンパク不足(3型糖尿病)。従って、指導しているのは、プロテイン20g*2+MCTオイルパウダー3g*2、高タンパク/低糖質食。これが継続できれば、認知症の進行はかなり予防できる。普通ア
さてさて、ひと通りの検査が終わると、先生がと言って看護師さんを呼び、と言った。ワフウフたちが診察室の外に出ようとしていると、看護師さんがあーちゃんを連れて行ったのを確認してと先生に呼び戻された。あーちゃん抜きでワフウフたちが先生と話すことをあーちゃんが気にするだろうと配慮して下さったのだ。ちょ…先生、神ですか?好きになってもいいですか??(BBAの心を鷲掴み)先ず、歩行動作や手の動きにパーキンソン症状が出ているとのこと。なんかねー、高齢者向け無料乗車券を間違えて切ってしまって
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の後遺症(くすり×リテラシー2022年4月30日、10月25日)にドネペジル(商品名アリセプト)を応用(テレ朝NEWS2022年7月23日、ダイヤモンドオンライン2022年11月16日)する試みについて、jRCTで調べてみたら医師主導治験が1件見つかりました(jRCT2031220510)。課題名は「ドネペジルのドラッグリポジショニングによるCOVID-19後遺症治療薬の開発―精神症状治療薬へのリポジショニング―」で、研究責任者は横浜市大の中