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今日は久しぶりにあらすじ紹介をしたいと思います。多少ネタバレを含むのでご注意ください。花城は小さい頃、赤い瞳の右目が原因で周りから忌み嫌われ、他の子供から虐められたり、家族からも疎まれて、幸せとは程遠い子供時代を過ごしています。国の一大イベントに城壁から飛び降りようとしたことも、生きることが苦しすぎてなぜ生きるのか尋ねたことも、それを物語っています。その心残りを少しでも埋められるような物語を、二人の結婚後の二次創作の物語『紅紅児駕到!』からご紹介したいと思います。少し長いので、二回に
昨日の続きです!----数日経って、三人で街に遊びに出かけました。道中、謝憐はずっと紅紅児を抱っこしていて、紅紅児も謝憐の首をぎゅっと抱きしめて、時々耳元でひそひそ話をしたり、とても仲睦まじくしていました。花城はそれを見て、甘やかしたくなくて、冷たく「自分で歩け」と言います。「大丈夫だよ。人も多いし、抱っこしてる方が安全だよ。」「じゃあ僕が抱っこするよ。」怖い顔をしながら言うので、紅紅児も抱っこして欲しいとは思いません。でも紅紅児は謝憐が疲れるといけないと思い、自分から降りて「哥哥、自分で歩
前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末…ameblo.jp-----------------賀玄は師青玄から「替わり」という言葉を聞いて胸騒ぎがします。自分は師青玄に出会った時からずっと偽の身分でいて彼を騙していることが多かったな...と思いを馳せます。初めて師青玄に出会った頃は、天庭に潜り
前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがとうございます個人的にキュンキュンするところをかいつまんであらすじを書いてますが、同じところで共感してもらえてるのかなとか、楽…ameblo.jp-----------------黒子は小屋に入ると、暗闇の中でうなされている師青玄が目に入ります。「・・兄さん、怒らせたらだめだ...」夢の中でうわごとを言う師青玄は表情も苦痛み満ちていて、涙を流していました。黒子は涙を指で拭いて、その指を舐めます。胸
前回の記事の続きです。責任能力無しで無罪になった加害者の多くは、精神病院に送られるのは知っていらっしゃるかと思います。対応についてはその病院によって様々なのだと思いますが、少なくとも少しでも不穏な行動を取ったらすぐに鎮静剤(これについても本当に色々あったので、詳しくは後日別の記事で書くと思います)を打たれて、全身拘束されます。場合によっては、何もしなくても犯罪者なら直でこのコースの可能性すらあります。冷たくて暗い独房の中に入れられ、独房での自由もありません。全身拘束されていま
前回媒婆の番外編でしたが、いかがだったでしょうか?小屋の奥で何があったのか...妄想するだけでもワクワクします今回も甘い番外編です題して「本日閉店」。----「はは...今回の絵は上出来だ!」師青玄は独り言を呟きながら顔には笑顔が溢れていました。寝床の下に絵を隠そうと、机から立ち上がって、絵を眺めながら寝室に向かって歩きます。絵には、賀玄の本来の姿が描いてありました。あの日、二人で気持ちを通い合わせた時の、あたり一面の黄金色の葉の絨毯、そして賀玄が樹の下で振り向く姿、その顔はいつもの冷た
天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この2人にはどうしても胸が苦しくなります。黒水沈舟と風師のその後について、同人文で続編のストーリーが上がっていて、内容が素敵だったので、あらすじを載せてみたいと思います。少し長いのであらすじ紹介に止まりますが、それでもボリュームがあるので数回(多分5回前後)に分けて更新したいと思います。非公式のストーリーですが、公式では語られていな
天官賜福の中で「初夜」が描かれてなくて、その後のことは描かれているのですが、初夜だけ飛ばされてしまってるんですねそこで二次創作の作品ですが、二人の初夜について描かれた良き作品があるので、紹介したいと思いますネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。(以前お伝えしている通り、ここの二次元にはガイドラインという結界が張られているので、それに抵触しない範囲の紹介になります物足りない...となる可能性が高いですが、あらかじめご了承ください)----本編では謝憐と花城が君吾と対峙して
前回の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この…ameblo.jp『天官賜福22風師と黒水沈舟のその後②』早速たくさんの方が読んでくださり、イイネもくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります昨日の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と…ameblo.jp---皇城を
前回の続きです!『天官賜福25風師と黒水沈舟のその後⑤』前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその…ameblo.jp-------そう言い終えると、黒子は傷口から毒を吸い続けました。師青玄はだんだん冷静になってきて「ありがとう、黒兄」と言いましたが、もう黒子の方を見ることはできませんでした。しばらく観察して、黒子は先ほど噛んだ蛇が毒蛇でないことに気が付きます。そのうち日が
殿下への熱い思いを心に秘めたまま犠牲になってしまった黒武者''無名''が、時を超えて殿下と心を通わせます。''無名''の死を悼む全ての人に届きますように。(ネタバレを含むので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)謝憐の代わりに全ての呪いを一身に受けて消えてしまった''無名''という黒武者の少年。自分のせいで死なせてしまったと、謝憐はその後八百年間にわたって罪悪感を引きずりながら放浪しました。謝憐と花城の日常生活の中から、時を超えて殿下と''無名''が心を通わせる部分をご紹介したいと思
前回の初夜と同じシリーズの中から、謝憐と花城の結婚後すぐの日常生活を紹介したいと思います。二人が再会して結婚した上元節の当日から見ていきます(少々ネタバレを含みますので、最後まで読んでいない方はご注意ください。)----天庭を再建するために毎日忙しく奔走していた神官達は、今年の上元宴で一息つけるのを楽しみにしていました。毎年恒例の上元宴の燈会では、神官達が長明燈の数を競うのが慣わしですが、今年は十名以内の神官が何人もいなくなったし、血雨探花もいないし、もしかしたらきっと自分も十名以内に入れる
これは大きな誤解・・・だと思います。こんにちは。今日は精神病院から仕事があり、対応中にふとこの記事を書いてみようと思いました。今日の出来事ではなく、過去の出来事を総合したお話です。だいぶはしょって書いていますが、かなり長くなるので2回にわけて書こうともいます。私は子供の頃、テレビのニュースで大変な事件を起こした加害者が、色々な理由から責任能力無しで無罪になるケースにちょっとした違和感をもっていました。ずるいっていう感情ではないんですけど、被害者が可哀そうだなぁとか、この加害者はそ
前回の内容はこちら↓『天官賜福29風師と黒水沈舟のその後⑨』前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがとうございます個人的にキュンキュンするところをかいつまんであらす…ameblo.jp前回は、門で媒婆が師青玄に「縁談うまく調整するから!」と言うのを黒子が聞いてしまったところで終わりました。またもや黒子目線でのスタートです。---------黒子はどうして最近の師青玄が変なのか、分かったような気がしました。どこかに好きな女の子ができた
今回があらすじの最終回です。前回の内容はこちら↓『天官賜福31風師と黒水沈舟のその後⑪』前回も沢山のイイネありがとうございました。二次創作なのもあり、当初は興味ある方がいらっしゃるか不安な中書き始めたのですが、楽しみに読んでくださる方もいると知っ…ameblo.jp-----二人の旅は続き、ある時は農作物を食い荒らす犯人を探し出して駆除したり、ある村では橋を建てかけて隣村への行き来を楽にしたり、ある時は山にいる盗賊を説得して改心させました。師青玄は、盗賊になる人達もまた、どうしようもない
前回の続きです!前回までの内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この…ameblo.jp『天官賜福22風師と黒水沈舟のその後②』早速たくさんの方が読んでくださり、イイネもくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります昨日の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と…ameblo.jp『天官
前回の続きですが、まずは黒子(賀玄)目線で始まります!(前回の賀玄目線がBetter&Sweetすぎて、賀玄目線ってだけでわくわくするの私だけかな?)『天官賜福26風師と黒水沈舟のその後⑥』前回の続きです!『天官賜福25風師と黒水沈舟のその後⑤』前回の続きです!前回のあらすじはこちら↓『天官賜福24風師と黒水沈舟のその後④』前回の続きです!前…ameblo.jp-------師青玄を独占したい気持ちがだんだん深まってきて、抑えることが難しくなってきた。いつからそんな気持ちを持つよ
こんにちは、こつこです。今日もよい天気!もうすぐ夏が来るので、涼しい間に外回りの掃除しました。ちょっとだけ、、門と、Kitchen換気の下辺りの外壁、汚れるんですよね、、地味に。外壁も光触媒で、汚れにくいの採用してるんですが、↓これです。ベルサイクスだっけ?Kitchenの油汚れとかはダメですね。換気口の下の壁が汚れてるわ😢そこ以外はめちゃきれいです。あとは、、ガレージのとこに杉板加工したのを作ってもらってて、撥水加工みたいなのもやってますけど雨垂れみたいな汚れ
いつもイイネをくださる方々ありがとうございます個人的にキュンキュンするところをかいつまんであらすじを書いてますが、同じところで共感してもらえてるのかなとか、楽しみに読んでくださっているのかなと思うと、とっても書く励みになっています早速、前回の続きです!前回はこちら↓『天官賜福27風師と黒水沈舟のその後⑦』前回の続きですが、まずは黒子(賀玄)目線で始まります!(前回の賀玄目線がBetter&Sweetすぎて、賀玄目線ってだけでわくわくするの私だけかな?)『天官…ameblo.jpいよ
風師と黒水沈舟のその後について、前回は本文のあらすじ紹介の最終話でした。当初5話ぐらいで紹介...と思っていたのですが、書いてみたら全12話ぐらいになってしまってすみません素人がまとめたあらすじなので、文章として読みにくい部分も多々あったかと思います。最後までお付き合い下さった方皆様、ありがとうございました初めて読んだ時に沢山泣いて、何度も読み直して、やっぱり二人のその後の解釈として個人的に納得ができたし、天官賜福で語られていない部分が完璧に補完されている感じがして、紹介させて頂きました。
前回も沢山のイイネありがとうございました。二次創作なのもあり、当初は興味ある方がいらっしゃるか不安な中書き始めたのですが、楽しみに読んでくださる方もいると知ってとても嬉しいです前回の記事はこちら↓『天官賜福30風師と黒水沈舟のその後⑩』前回の内容はこちら↓『天官賜福29風師と黒水沈舟のその後⑨』前回のお話はこちら↓『天官賜福28風師と黒水沈舟のその後⑧』いつもイイネをくださる方々ありがと…ameblo.jp前回の二人はやっと結ばれて、気持ちも吐露し合いました。今回はその続きです。結ば
駆けつけた禁軍の助けもあり、俺達本隊は大きな被害も無く、夜明けと共に王宮へと到達した。四百もの兵を率いて来たアン・ジェは、兵の半数をこちらに寄越し、残りの半数の兵達と共に、ヒョンウ一行と一足先に帰還を果たしたという。テマンに軍馬を預けた俺は南大門をくぐり、随行の迂達赤隊員達に労いの言葉を掛けた後、急ぎ自室へと戻り身支度を整える。もう一時もすれば王様にお目通りを願い、この度の帰還の件や残して来た北方国境警備隊の駐屯地の様子など、報告をせねばならぬ事案が山積みになっている。そうなれば果てしな
早速たくさんの方が読んでくださり、イイネもくださり、本当にありがとうございます。とても励みになります昨日の続きです。前回の内容はこちら↓『天官賜福21風師と黒水沈舟のその後①』天官賜福の中で、社交的で明るく、愛嬌ある性格が人気な風師。最後には悲しい結末を迎えてしまいます。個人的には黒水沈舟の結末もまた、とても哀しくて、切なくて、この…ameblo.jp---師青玄は木の板に「狂ってる物乞いが語る神官話の時間」なるものを掲げて、街の酒楼(飲食を提供する宿屋)の前で説書を始めます。元々話上手
「私はただ、あそこに貴方がいるってリュ・シフ侍医から聞いただけよ。あんな所で女性と抱き合ってるなんて、思わないじゃない。だいたい貴方ってば、恋人がいるならいるって言ってくれないと…手を握ったりこんな風に部屋に入ったり、しちゃダメだと思うのよ。ねえ、聞いてる?」またいつものように、心を守る為に言葉の鎧を纏う自分を止められないでいた。しかし意外にも、そんな私を見てチェ・ヨンは微笑んで見せる。今まで周りの人は皆、こんな私に辟易するか困惑するばかりだったのに、一体この人は何を思って、これ程優しい目
「ハァ…」迂達赤兵営の中央に設られた砂の広場の片隅にしゃがみ込んだ私は、今日だけで何度目かも分からない溜息を性懲りも無くまた吐いて、目の前で繰り広げられる鍛錬の様子をぼんやりと見回した。王の剣とも言える迂達赤の隊員達は、流石に皆平均して良く鍛えられた体躯をしている。しかしその中にあっても、大護軍チェ・ヨンは一際目を引いた。鍛え上げられた肉体には違い無いけれど、筋肉の質量は程々といった所だろうか。音の伴わない美しい所作が、その姿態のしなやかさを際立たせ、他の隊員たちとは常に一線を画した存
今回は妊娠について書こうと思っていたのですが、その前に母子の関係での「息子側」と「母親側」の認識の違いについて書こうと思います。まず母親側母親が息子と関係を持つ場合その感情としては3パターンあります。1つ目が「恋愛的関係」これは息子の事を男性と認識し、そして本当に異性に対しての恋愛感情と同じ感情を抱くパターンです。母親側はこのタイプが1番多いと思います。息子の事を男性として愛しそして同じ屋根の下にいれば旦那に接する様な形で息子に接する。本当の意味で息子を男性として好きになり、
「あら…どなたかしら。ここは立ち入りを禁じられた場所なのよ」響きの良い声と共に姿を現したのは、真白な細身の胡服を身に着けた年若い女だった。イムジャも女人の中では背丈のある方だが、それより更に頭半分ほど高い。艶のある漆黒の髪と青白い肌の対比が目に痛い程で、白い衣裳と相まってまるで水墨画に描かれた佳人が飛び出して来たかのようだ。細く絞られた袖口と幅広の襟や腰回りには、本紫の差し色が施されており、五年前あの方が纏われていた衣裳によく似ていた。それだけで堪らない懐かしさが呼び起こされ、不覚にも
皆さんこんにちは。沖見と申します。■代理店代表者くんと相対し、唯一の新しい情報は、代理店代表者くんの”上席”は、スカイプレミアム社の田中雅祥(マサアキ)という人物だという事が分かった事。◆スカイプレミアム社の日本人登場人物は、・水島忍・田中雅祥(マサアキ)の2名のみ判明。・他は不明。(
扉の外から名前を呼ぶ声がして、私の意識は現実へと戻った。「ム、武女子(ムガクシ)が医仙様にお話があると、お、お、表まで来ています」テマンさんが言伝を伝えに来てくれたらしい。「ありがとう。すぐに行くわ」迂達赤兵営は基本的に部外者は立ち入れない決まりになっていて、話があると言った武女子も敷地の外で待機しているようだった。髪を手早く纏めながら階下に降りて行くと、チェ・ヨンがチュンソク隊長をはじめ各組頭の人達と打ち合わせをしている。気まずい気持ちを顔に出さないよう心掛け、武女子と一緒だから付
「それで!春香はその後どうなったのですか?」その場にいた一番年下の隊員が、目を輝かせて問い掛けてくる。娯楽の少ない隊員達にとって、私が語るドラマや小説のお話はとても心躍るものらしい。皆の反応に気を良くした私は、興味を唆られそうなものを毎日一つづつピックアップし、今日は「春香伝」を話して聞かせていた。その時年嵩の隊員が、こちらに向けて走って来るチェ・ヨンの姿に気がついた。「あ、テホグンニムがこちらに…」一瞬にして、皆の背筋が伸びたのが分かる。良い男っていうのは走る姿もサマになってるわ