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突然、現在のことを書きます。私のブログは、2012年10月に始まった夫の薬物依存症について書いています。同じく2012年に産まれた第三子は今年で12歳、もうすぐ小学校6年生です。ダントツ一番辛かったのは、去年、そして現在です。私はこのことを友達の誰にも話していません。友達とは連絡を断ちました。友達に元気なフリをするのが辛かった、家族みんな元気だとウソをつきたくなかった、誰にも会いたくなかった、そして友達の多くはまだ私がアメリカにいて幸せに暮らしていると思っています。2013
夫の母に、夫の薬物依存性の相談をしました。夫の母は、「咳止めの依存性?…そんなのないわよ。市販薬で依存性なんて聞いたことない。」アメリカでも市販薬の依存性は深刻な社会問題です。知らないはずはないです…。市販薬依存症の本も沢山、出版されています。↓↑BBCニュースでは、アメリカの咳止め依存性のドキュメンタリーもありました。「お義母さん、夫の目を見てください。目の瞳孔が開いて、左右にガチャ目になっています。呂律も回っていません。」「…いや、普段通りの私の息子よ?」何
「地獄を見たければ、依存性者のいる家族を見よ。」という言葉があります。薬物依存症の夫との生活は地獄でした。依存性という病気は悪魔でした。38歳の優しくて真面目だったアメリカ人夫の薬物依存問題と、子供たちについて書いていきます。私は沖縄出身、現在は会社員です。逮捕、子供の入院、私の逮捕、精神病棟、ダルク、リハビリ、警察、児童相談所、…色々なことがありました。何度も何度も「助けてほしい」と訴えた、警察、精神病院、精神保健福祉センター、ダルク、保健師、助けても
夫の精神科の受診日。「パパ、精神科へ行こう!」「行かないよ、精神科には絶対行かない。」「なんで!」「精神科医に依存症は治せない。まんまと精神科に行けば精神科医に、『君は鬱病だ、双極性障害だ、不眠症だ』と病名をでっち上げられて、向精神薬を処方される。僕は薬物依存症だから、とにかく薬を一切やめなければならない。向精神薬なんか処方されたら、そっちを依存してオーバードーズしてしまう。向精神薬の依存性は本当に恐ろしいんだよ。違法ドラッグの末路は、『運が良ければ刑務所行き、
夫が突然、「僕は薬物依存症だ。」薬物依存症は否認の病といわれ、「絶対に自分は依存性ではない。」と死ぬまで言い続ける人もいます。夫もずっとそうでした。私は夫の口から、夫が薬物依存依存症であることを認めた発言を聞き、驚きました。しかし夫の話を聞いてあげたいと思い、冷静に相槌を打ちました。私は、車を運転しながら、「うん…。」と答えると、夫はもう一度、「僕は薬物依存症だ。しかもかなり重度の。」(Veryveryheavyone.)Veryを二度と、ゆっくり言いま
YouTubeの編集をしてくれているなごみちゃんと一緒に、2024年2月2日に開催された新宿の矯正展へ行ってました。なごみちゃんは受刑とも犯罪とも依存とも全く関係のない人ですが、矯正展をこれまで見掛けたことはあっても、実際に足を運んで品物を見たのは初めてだそうです。途中で元受刑者の井川さんと合流!元受刑者視点で矯正展を回れたのは新鮮でした。元女子受刑者、矯正展へ行く!【新宿矯正展・CAPIC】2024年2月2日になごみちゃんと矯正展へ行きました。元受刑者の井川さんも途中参戦!■井川さん
5月の第三子出産以来、夫の母とはまた5ヶ月も会いませんでした。街がハロウィン🎃に彩り始めた10月、最初の事件がついに起こりました。夫の母が、次男(夫の弟)を家から追い出したのです。次男が、夫の母から盗んだもの…それは、私が夫の母にプレゼントしたデジカメでした。📷夫の母が長く使えるように、5年の長期保証まで追加したあのデジカメです。こだわって購入した日本製のSDカードには、私の第三子が産まれたばかりの時の写真が入っていました。悲しいですしかし、「次男を追い出した」って、
前回のブログでは、自分の立ち位置で見えるものも考えることも変わるということを、私の過去の経験を踏まえて書かせていただきました。栃木刑務所での生活に話を戻していきます。刑務所の中でも役職の高い刑務官との面談で、かなり厳しいことを言われたという話を書きました。そのブログはこちらです↓https://ameblo.jp/izonshouko/entry-12626442920.html『審査会』前回のブログでは断薬した後に睡眠がどのように変化したかを書きました。訓練工場に
私の書き込み。「米軍人の夫が市販薬の薬物依存性です。軍警察に連行されました。どのような情報でも良いので教えていただけませんか。助けてください。」イジワルな回答がきていたらどうしよう…そんな不安で翌日、パソコンを開きました。一番最初に返信をくださった方は、のぞみちゃんという方でした。その返信は…「こんにちは。私はすでに離婚をして、子供2人と日本に帰国していますが、私の元夫も元米軍人で、同じく市販薬の薬物依存性になりました。出口がないっていう感じですよね。私もいっぱい
アメリカの拘置所で、大部屋へ。まさにこんな感じで2階の吹き抜けがあり、小部屋に分かれていました。小部屋は3人部屋で、部屋がいくつあったか、この大部屋に何人いたか数えましたが、どうしても思い出せませんアメリカのドキュメンタリーでは、新入りが入る度に、大勢から「F***you!!!」「来るんじゃねえよ!」みたいに罵声を浴びせられていましたが、私の場合、アジア人が珍しかったのか、みんな興味津々で、罵声は浴びせられませんでした。写真はまあキレイに見えますが、私の拘置所は全
いくら私が日本に帰りたくても、住民票がなく、未就学児3人を連れて、無職で、家も借りられなければ、日本でホームレスになる可能性があります。保育園に入れる保障もない未就学児3人と共に、ゼロから日本で再建は不可能に近い気がしたので、アメリカに残る想定も考えました。温暖な南部では珍しく寒い冬のある日、私はアメリカの不動産屋へ行きました。1人で行きたかったのですが、その日は第2子の体調が良くなく、保育園を第2子のみ休ませて、一緒に行きました。日本では概念はないですが、アメリ
アメリカの事故物件に入居して数日後…夫は複雑な顔で帰ってきました。「今日、変な人から電話があった。父だ。」「あ、連絡きたんだ、良かったね。」引っ越した後、夫のスマホの電話番号を含めて再度ハガキを書いたのは私、そしてまたハガキをわざわざ郵便局で投函したのは夫でした。だから電話がかかってくるのはわかっていたのですが。夫は「Sostrange.」(本当に変だな。)を繰り返していました。夫の両親は離婚はしていないものの、夫が米軍に入隊した後、8年間ずっと別居をしていました。二人は同じ
moa_190222再び麻薬をなさってる訳では無いですよね?ㅋㅋ聞くところでは、私は刑事告訴したと聞きましたが、何を刑事告訴したのか分かりませんが、どうか告訴して下さいㅋㅋ現在、マネージメント三重契約の契約金まで受けられてますが、アナタが本当にどんな屑なのか、皆んなに教えて差し上げますㅋㅋ法廷で会いましょう..この際、YouTubeでもやろうかな?ㅋㅋㅋㅋどんな感じのどんなクズなのかお願いします♡♡半額セールで送料無料1,290円半額セールで送料無料1,290円!更に2個
夕飯の後、私はまた疲れてしまい、(何であんなに疲れていたのか意味不明。)また2段ベッドの上で横になり、少しウトウトしていました。後でシャワーは浴びようと思いながら…確か他の人の小部屋に入ってはいけないと言われていたはずでしたが、代わる代わる他の人が入ってきて、修学旅行の夜みたいにギャーギャーうるさかったです。すると、イキナリ静かになった…と思っていたら、ビーッとサイレンが鳴り、ガチャッと部屋が施錠されたのがわかりました。私は飛び起きました。「もう大部屋に出れないの?」「
突然、逮捕された私。その逮捕の理由は…家の外の警察官の近くになんと、さっき車で逃走したはずの鼻血を出した夫の姿が。警察官は、私に向かって、「あなたを家庭内暴力の容疑で逮捕する。」夫は自作自演で、おそらく自分の鼻をパンチして、鼻血を出していました。米軍基地で、ケンカの通報があったとなれば、処分されるからです。私は、「私は一切手を出していません!今まで一度も夫に手をあげたことはありません。身長180超えの軍人に、とてもじゃないけど手をあげることなんてできません。」警察官は
ブログを書いて、少しは楽になるかと思っていましたが、辛いですね。私はもう元気になれないのかもしれません。下の子供が大学を出たら、もう私は死ねばいいです。それを思うと楽になります。孫の顔まで見る気力はありません。子供たちにも充分にしてあげられませんでした。もっともっと愛情を与えたかったのですが、気力がありませんでした。子供たちが苦しい結婚をしませんように。私みたいな母親になりませんように。依存性になりませんように。子供たちが私と夫のことを忘れるくらい、幸せな大人になってほしい
今日さ、私のEメールアドレスに明らかに詐欺のメールが届いたんです。クレジットカードの決算メールで、もし心当たりない場合は、クレジットカードの承認をキャンセルして下さいってやつ。👇初めて来たパターンだったから、一瞬、あれ⁉️って思ったけど、クレジットカード使ったからってこんなお知らせ来た事ない‼️w明らかに詐欺じゃん‼️って笑ってしまった...🤭🤭🤭笑👇コレ、ほんとはメール自体も開かない方がいいみたいだよ!詐欺ってさ...騙す方も悪いけど、騙される方も、落ち度がある
クリスマスになり、何故か夫に、なかなか話をしてくれない夫の父。私は焦っていました。何よりも困ったことは、夫の父のガールフレンドであるペニーさんが、ひたすら話し続けるんです。「息子の同級生のジェイは、銃で自分の頭を撃って自殺した。ブランドンは、ドラッグのオーバードーズで死んだ。」アメリカのパンクロックバンド、ザ・オフ・スプリングの歌詞「Thekidsaren’talright」のようなアメリカの実態。TheOffspring-TheKidsAren'tAlr
最近、ニュースでよく「依存症」を取り上げているけどだいたいは、ギャンブル依存症とアルコール依存症、あと薬物依存症買い物依存症も、地味だけどけっこう大変です娘が買い物依存症になる前は「買い物しなきゃいいだけでしょ?」とか「払えるから買うんでしょ?」と思っていましたが払えなくても、無職でも買います!!!毎日!思いっきり!時には、大人買いもしますシリーズすべてとか下手したら、破産、一家離散になってしまうからぜひ!!買い物依存症も取り上げて欲しいうちの場合、多分アニメグッズに
夫のアメリカ勤務は、3年間の予定でした。「3年後はまた日本勤務に希望を出して、日本に戻る。」と言い張っていた夫。つまり夫の両親とは3年間しか一緒にいられないのに、両親の復縁と別れで、夫は一気に嫌になり、結局、11月の感謝祭から半年間、夫の両親とは会いませんでした。貴重な3年間、やっと近くにいられたのですが、夫も嫌だったのでしょう。そして5月に生まれた私の第三子、幸せな5月にまた事件が起きました。次の事件は、家族の騒動ではなく、本当の刑事事件です。しかも夫が薬物依存症になる始まりの
※現在の話です。私が約10年間、ずっとできなくなってしまったこと。子供以外の誰かと、約束や計画が、ほぼできなくなってしまいました。その時、何かが起こっているかもしれないから。その時、私が元気かどうかわからないから。「会いたい」と言われるのが苦しくて、大好きな20年来、30年来の親友たちからの連絡も一切、応えることができなくなりました。そんな苦しい毎日で、唯一私ができたのは、子供たちとお出かけ。そして子供たちと出かける時は、子供の友達も数人、一緒に連れていくようにしました。遊
私の第1子の子供が、「これパパのお薬、ママが困ってる。」と警察官に夫が乱用している咳止め薬の空箱を渡しました。どうやらソファの隙間に、咳止め薬の空箱を大量に隠していました。夫は薬をオーバードーズした後、必ず空箱を捨てないんです。そこまで気が回らなくなるのでしょう。だから手当たり次第の場所にとりあえず隠すんです。後で調べたら、大きなソファの境目から、空箱は…何十箱も出てきました。何よりビックリしたことは、第1子が知っていたことです。こんな状況でも子供たちは、元気いっぱい、
児童相談所のキャリッサに役所に手続きを手伝っていただいた後、「この書類を持っていけば、保育園に通える。」と言われたので、キャリッサにお礼を言い、役所の後、その日のうちに保育園へ。この前と同じ、気難しそうな女性園長さんがいらっしゃり、私は書類を提出しました。すると…女性園長さんは、「何これ。知らないわよ、こんなこと。この前もあなたに伝えたけど、保育園は満員なの。」「でも…先ほど、役所に行って、『この書類があれば明日から通える』って言われたんです。ああ、もう嫌だ、アメリカの
児童相談所の職員キャリッサに言われ、保育園入園の手続きの為、役所へ行くことになりました。キャリッサは迎えに行くと申し出てくれましたが、私は役所の前に行きたい場所がありました。それはファストフードのプレイエリアでした。子供たちを大事なアポイントメントに連れて行く前には、こうやって思いきり遊ばせるようにしていました。そうしないと、第1子、第2子はヤンチャすぎて、役所でじっとできないからです。アメリカの公園は、ギャングが縄張り争いをしていて大変危険な為、子供たちを遊ばせることはできません。
11月のある日、また違う支援団体が訪ねてきました。女性2人、母子シェルターの職員さんでした。そして私と子供に母子シェルターへの入所を提案してきました。母子シェルターは、安全な場所に、私と子供を隔離して、私と子供が生活できるように、お金を払ってくれるそうです。しかし外出、仕事に制限があると言われました。私と子供たちは、今から見学に来るように言われました。しかし施設は非公開だから、彼らの車に乗っていかなければいけないと言われ、咄嗟に私は「それなら行かなくていい」と言いました。悪い
おそらく夫の薬物乱用が始まったのは、2012年10月。年明けの2013年1月にはかなり進行していたと思います。たった3ヶ月ですが、3ヶ月ではもう普通の人間には二度と戻れないです。おそらく最初の一回でアウトですね。改めて薬物依存性は、この世で一番、残酷な病気だと思っています。クリスマス休暇のサウスカロライナ州チャールストンの旅行後、2週間後の土日にすぐまた夫が「ジョージア州の歴史地区サバンナに旅行に行こう。」と言いました。サバンナは映画「フォレスト・ガンプ」のフォレストが公園のベ
アメリカでは、3LDKの一軒家の米軍住宅を借りました。しかし借りてすぐに、本当に困った出来事がありました。「他の物件も見たい。」という私に、「もうここしか空いていない。ここなら、一ヶ月14万円のところを13万円にしてくれる。」節約が好きなのは私の方で、アメリカ人の夫は節約の概念がほとんどありませんでした。夫は早く決めたかっただけです。入居してすぐ、お隣の奥様に挨拶に行くと、お隣の奥様はちょうどご主人が定年まで務め上げられ、晴れて退役をされるとのことで、とても幸せそうでした。
夫がオーバードーズをしているスマホの動画を、夫の上司のクリスさんに見せました。するとクリスさんは…最初の10秒ほど見て…「ちょ、ちょ、ちょっと待って…!」「はい?」「この動画がどこからきたものかわからないから、僕は観ることはできない。」…は?…どこからきたものか、わからない?「妻の私が見せているんですよ?夫がオーバードーズをしている姿を。」「…でも彼は、米軍の薬物検査に引っかかってない。だから…。」「だからクリスさんもお分かりですよね?米軍の薬物検査は、覚醒剤の違法ド
夫と別れた歴史地区から、自宅までは約60キロ。ほぼ一本道ですが、そのうちの半分、約30キロは、海沿いの一本道。そこは富裕層のお城みたいな別荘がひたすら30キロも並んでいます。サマーハウスと呼ばれる、富裕層が夏休みだけ過ごす別荘です。私はこの海岸通りをドライブするのが大好きでした。日本では見たことがない、学校のような大きさの大豪邸がひたすら並び、眺めているだけでワクワクします。本当に眺めているだけですが…しかしこちらは、富裕層が夏休みの間だけ住む、サマーハウス。冬の時
皆様は、何故私がこのころに離婚しなかったのか不思議でしょう。しかし薬物依存症の夫は、「もうやめる。僕の大事なものは妻と子供たちです。」と言い続けてきました。私はそれを信じてきました。…というより、信じるしかなかった…子供たちが大好きな父親に、いてもらわないといけなかったからです。これが共依存だと、薬物依存症の子供を持つ母親の方々に言われました。共依存でもそんなカンタンに分類される感情ではありません。私はあの時、子供たちを守るのに、家族を守るのに、本当に必死だっ