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腎ろうを作る手術の日。普通は局所麻酔でやるようですが私は左右とも腎ろうを作るうえに留置してある尿管ステントを抜くという作業もある為に全身麻酔になりました。内心ホッとした夕方近くからの手術予定だったので朝から絶食して15時過ぎに呼ばれ歩いて手術室へ看護師さんに前回の手術の時すごく寒かったので暖かくして欲しいとお願いして意識を失いました。終わりましたよ〜!と起こされてやっぱり極寒ガタガタ震えながらストレッチャーで病棟へ戻るも寒さは高熱のせいでした。どうやら全身麻酔にア
検査結果と治療方針について①翌週は造影剤を使用したCT検査と腫瘍マーカー検査を受けた。造影剤は数秒程で頭のてっぺんから足の指先まで一気に熱くなり、今まで感じたことがないような何とも気持ち悪い不思議な感覚であった検査の結果…やはり病変の大きさは4センチを超えており右側の子宮傍組織にも広がっていた。腫瘍マーカーの結果は以前と変化なし。子宮は既に全摘しているから数値的には変化していないのかもしれないそう。首、乳腺、肝臓、脾臓、膵臓、胆嚢、腸、腎臓、骨盤、リンパ節等への広
前回の続きです。『トラブルだらけのラルス3回目(前半)』2022年11月22日ラルス3回目の日です。3回目だからといって、怖さが消えるわけではありません。朝からずっと、今日のラルスは痛くありませんように🙏と唱えて…ameblo.jpアプリケーターの挿入が終わり、膀胱に水200mlを入れる処置です。この日も180mlでギブアップでした。3回目なのでMRIがあります。筋肉注射をしなければなりません。看護師さんがバタバタと来て私の腕を出し、ブスッと刺しました。これがものすごく痛いこの看
2022年9月27日主治医と治療開始日について話をする日になりました。いつからにしようかずっと考えていましたが、治療計画は既に出来上がっていました。10月6日~11月22日までの期間、放射線治療と抗がん剤治療をする事になりました。放射線治療は平日毎日通院し、抗がん剤治療は合計6回金曜日に行う事になりました。抗がん剤は最低4回はやってほしいと言われました。抗がん剤をやることで放射線の効果をあげることが出来るそうです。私は抗がん剤で髪の毛が抜ける事が凄く嫌だったので、先生に脱毛につい
検査結果と治療方針について③数日後、都道府県がん診療連携拠点病院である大学病院の放射線科へ腔内照射治療のために受診した。若い頃からドラマの見過ぎの影響で笑われるかもしれませんが…私の中での大学病院のイメージは、20年位前?に唐沢寿明さんが演じていた「白い巨塔」→(古すぎる(^^))の財前先生を取り巻くような医局員やお偉い先生のイメージが強く古くて薄暗い待合室での待ち時間は常に緊張しっぱなし番号が呼び出され診察室へ入ると…先生の第一印象は何とも穏やかそうな方目と目
2016年の夏。局所再発が確定して、後日放射線科を受診することになりました。ところで…2015年の初発治療の際、私は子宮を全摘しました。「再発の可能性もある」ということはぼんやりとわかっていたものの、あまり真剣に考えていませんでした。なぜなら…「だって子宮を取ったじゃないか」そんな気持ちだったのです。がんの知識が全くなかった私は「全摘した臓器」に「再発」ということがきちんとイメージできていなかったのです…例えば肝臓などの場合で、一部を切除する手術をして、残った部分に再発するという
ラルスの練習をした翌週の月曜日が来ました。私はずっと憂鬱な気持ちでした。朝ごはんは食べられそうになく、R1ヨーグルトを飲みました。この日ほど治療に行く事が憂鬱な日はありませんでした。駅に向かう途中、階段を一段登るごとに目の前がチカチカしてきました。前にも経験があったので、またこれだ・・・と思いました。でもこの日は何かが違いました。改札まで辿り着いた時、目の前が真っ白になりました。前に進もうとしても進めません。このままだと危ないと思い、改札にいる駅員さんに具合が悪いですと声を掛け
2022年11月22日ラルス3回目の日です。3回目だからといって、怖さが消えるわけではありません。朝からずっと、今日のラルスは痛くありませんように🙏と唱えていました。痛み止めの点滴は11時半に入れるはずですが、時間を過ぎても看護師さんが来ません。私は心配になり、ナースコールを押しました。看護師さんが部屋に来ました看護師さん「どうされましたか?」私「痛み止めの点滴をする時間が過ぎてるようなので・・・」看護師さん「そうでしたね!今すぐ準備しますので」そう言ってバタバタと部屋を出
11月24日今日は放射線科でこれからの治療についての説明を聞きに大学病院にいってきました。1日1回週5回(月~金)合計(外照射)30回腔内照射3回【ラルス】*腔内照射とは膣から器具を挿入して放射線をかけることをいいます。ラルスの詳しい説明は治療の前にしてくれるとのこと。放射線治療という言葉は聞いたことあったけど身近にガンの人もいなかったし、どんなものなのか全然わかってなかった。まさか自分がガンになるとも思ってもいなかったから知ろうともしてなか
腎ろうの手術はステント交換出来なかった日から約10日後になりました。その間は予定通り抗がん剤と放射線治療。放射線治療に期待してたから予定通り始まって良かった!この治療の前にもTC療法という抗がん剤やってたけど3回目位から効かない部位が出てきて腫瘍の浸潤が広がってしまった箇所があったんです子宮頚がんに効果絶大と言われてるラルス治療。怖いけど頑張るしかない外側からの放射線照射25回、ラルス4回。平行してシスプラチンという抗がん剤。その間に腎ろうの手術手術までの10日間は
病院食についてお話します。放射線の副作用でほとんど何も食べられない日が続いていました。病院食も食べられないだろうと思い、ご飯の時間が憂鬱でした。入院初日はエビチリでした。とても美味しそうですが、副作用の吐き気や胃のムカムカで食べられません。ですが、大好きなエビチリ・・・。ソースの部分をほんの少し箸に取り食べました。それだけで凄く幸せでしたその他はりんごを1つ食べました。夜ご飯の回収の時「ほとんど残してすみません」と言うと「気にしなくて大丈夫ですよ」と言われました。しばらくする
いつも「いいね」で応援してくださり、ありがとうございます。励みになっております。放射線治療も後半に入り、腔内照射(ラルス)の日が近付いてきました。ラルスは放射線の技師さんから最初に説明された時から不安でした。婦人科の内診ですら痛くて苦痛なのに、ラルスなんて私に耐えられるのかな・・・と思っていました。出産経験がある人の方が、痛みをそこまで感じない事が多いと言われました。でも、私は出産経験がありません。ブログやYouTubeでラルスを経験した人の話を見ると、痛みの感じ方や苦痛は人それぞれ
アプリケーターが無事入ったので、もう大丈夫だろうと安心していました。次の処置は尿道へ入れた管から膀胱内に水を200ml入れます。150mlほど入ったところで今すぐにでもトイレに行きたい感覚になり、結構辛いですと言いました。あと50mlだからねと言われ、そこからはゆっくり入れてもらいました。漏れる、漏れる、今すぐ漏れると思い、だんだん気持ち悪くなってきました。「もう無理です、出ちゃいます」そう言うと180mlのところで止めてくれました。もし漏らしてしまったら、アプリケーターの器具を入
シュミレーションが終わって翌々日に治療本番が始まりました。病院によってやり方違うかもしれませんが私が治療受けた病院はラルス治療を受ける場合入院でした。多分鎮静するからかな時間になると特別な資格を持った看護師さんが病室まで迎えに来てくれます。その日の処置中はその方がずっと付き添ってくれました。ラルス治療専用の部屋まで歩いて行きます。パジャマの下だけ脱ぎ婦人科の診察台のようなものに乗り下半身はタオルをかけてもらいまずは痛み止めの点滴を30分くらいかけていれて行きます。
いつも「いいね」で応援してくださり、ありがとうございます。励みになっております。入院する事になり、病室へ案内されました。私は神経質なところがあるので、個室での入院を希望しました。部屋は大きな窓があり、外の景色がよく見えました。ベッドのすぐ近くにトイレがあったので、下痢が続いていた私にはとても良かったです。病院用のパジャマに着替え、放射線治療に行きました。移動には車椅子が用意されていました。いつもの技師さんが「体調大丈夫ですか?」と声を掛けてくれました。放射線治療が終わり迎えを待っ
2022年11月8日ついにラルス1回目の朝が来ました。※ラルスは合計3回行いました。ラルス治療の流れは、他の方のブログで読む限り病院によって異なる印象でした。治療は麻酔で完全に寝ている状態だったと書いている人もいたので、羨ましいなと思いました。私も事前に聞いてみましたが、麻酔で完全に寝ていることは出来ないと言われました。その代わり、痛み止めの点滴にウトウトする成分が入っていますとの事でした。ウトウト・・・。完全に寝かせてよ・・・と心の中で思いました。ラルスは13時からです。
検査結果と治療方針について②翌週は放射線科と化学療法室での治療内容と副作用等についての説明を受けるため外来へ。その後、放射線を正確な位置に照射するために体の型作りと線(テープ?)付けCT撮影をした。皆さんのブログからも、副作用については個人差が有るとはいえ様々な症状が急性期と晩期にも生じる場合があるので心配だ皮膚炎などの症状も放射線治療では起こる場合があるらしく、皮膚に色々と症状が出やすい体質の私には不安が…★初回の抗がん剤+放射線治療は入院して行うことになった
2022年11月15日ラルス2回目の日となりました。流れは1回目で分かっていたので、アプリケーター挿入時の痛みと膀胱に入れる水を我慢するだけだと思いながら治療までの時間を過ごしました。『いよいよラルス1回目』2022年11月8日ついにラルス1回目の朝が来ました。※ラルスは合計3回行いました。ラルス治療の流れは、他の方のブログで読む限り病院によって異なる印象でした…ameblo.jp『ラルス治療の続き(アプリケーター挿入後)』アプリケーターが無事入ったので、もう大丈夫だろうと安心していま
救急車で病院へ着くと、病院の裏口エレベーターから中に入りました。病院の処置室では、6人程の看護師さんが入口付近に立っていて、ベッドの位置を救急隊員へ案内してくれました。義姉も到着していて、救急隊員の方と話をしていました。ベッドで横になっていると、バタバタと主治医と看護師さんが来ました。主治医「大丈夫ですか!?体調はどんな感じですか?血圧は大丈夫そうね。この場ですぐに採血しますね」私「最寄り駅まで行く途中で目の前が真っ白になっちゃって・・・。あと、先週やったラルスの練習が怖くて治療も怖く