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毎週のように手術している耳瘻孔の摘出術。局所麻酔の手術で行いますので、、、術中にベッドに横になれる成人の患者様に対して行っております。乳幼児の患者様のお問い合わせのお電話もいただくのですが乳幼児の場合、全身麻酔の手術になりますし、そのため、術前後に入院が必要になります総合病院やこども病院での治療が良いですね(もしも、近場に思い当たる病院がない、または、形成外科や耳鼻科がなくて困っているという小児の患者様には、当院が提携する大学病院などへご案内もできますので診察のみとなりますが、ご相談は
ちょっと生々しい写真なのですが…耳瘻孔の手術後、翌日に退院してきてすぐの写真です。幼稚園が春休みの3月、29日に入院、30日手術、31日退院という日程でした。3月31日に撮った写真です。↓これは1週間後、抜糸してもらったときの写真です。血が固まったりしてるけど、すぐに取れて行くからねーと形成外科の医師。抜糸は耳鼻科ではなく、形成外科で行いました。抜糸までは毎日ガーゼで傷を覆う…というか隠す?感じで過ごしていました。皆に耳どうしたの??と聞かれて、男の子とかは傷を見たがったり😅
こんにちは北千住静脈瘤クリニックです。処置の画像もでてきますので苦手な方は注意してください。たくさんご来院いただいている耳瘻孔の患者様ですが、、なかには感染してしまう場合もあります。抗生剤内服で感染がコントロールでき、摘出術の計画まですすめる場合もあれば、切開排膿をして炎症をコントロールする必要がある場合もあります。耳瘻孔に感染を合併すると周辺が赤く晴れ、熱感や痛みを伴います。もみあげ部分周辺まで感染が広がっていますね。局所麻酔をして、切開をいれ、内容物を排出します。内部を洗浄
こんにちは~~!!北千住静脈瘤クリニックスタッフです。今日は春を感じる小雨がぱらついています。冬物もそろそろ衣替えかな・・・なんて思っていたら週末はまた冷え込むとか!?!?!風邪をひかないように体調管理が大事ですねさて当院は静脈瘤という足の病気の患者さんも診ておりますが、院長先生も副院長先生も形成外科学会認定専門医なので形成外科一般の診療も行っている少し変わったクリニックです(静脈瘤の先生はたいてい外科や血管外科出身の先生が多いので形成外科も一緒に診てくれるクリニックは
これは書くかすごく迷った。ちゃんとした根拠の無いことなので…。「耳たぶのシワ、ありますか?」あ、息子の寝起きに撮った写真なので、顔にタオルの跡ついてます(ボコボコした顔なわけじゃありません笑)ちなみに上の方にある小さな点は耳瘻孔です。耳たぶにあるシワの話です。(正直、生まれてすぐの方がシワがハッキリしていました。今の方が目立たないくらいです)ちょっと前にテレビで、耳たぶのシワは心筋梗塞や動脈硬化のサイン、っていうようなことを言っているのを聞きました。まだ研究途中で、はっきりとした
これまた「ぴろ~んとしたイボが気になる」といって来院されました。本物の乳首の近くにできていた腫瘍なので、もうひとつ乳首が!?!?!、、、、と見間違えることはさすがにないですかね。さて、ぴろ~んとたれさがっている皮膚腫瘍・・・もちあげてみました。茎部分は細くて皮膚とつながっています。そうですね、以前もご紹介しました軟性線維腫(softfibroma)と呼ばれる良性の皮膚腫瘍です。全身どこでも皮膚組織があるところにはできます。しかし、脇やふともも、首などこすれやすい場所
おはようございます!北千住静脈瘤クリニックスタッフです。タイトルとおり、粉瘤は全身どこでも皮膚がある場所にはできるのですが、、、耳のまわりにもよくできます耳瘻孔や副耳とよばれるうまれつきの病気もそうなのですが、耳は赤ちゃんの時に6個の細胞の塊(原基)がくっついて発生していきます。このときにくっつき方や発生の仕方にミスエラーがあると、いろんなできものができたり、耳の形の異常をきたしたりします。耳が複雑につくられていく過程で、どこかの段階で、上皮組織とよばれる皮膚の一部が入り込んだりして
こんにちは北千住静脈瘤クリニックです先日、成人の副耳の手術がありました!副耳はうまれつきの疾患なので、小児科で指摘され、成長とともに乳幼児期、または学童期までに切除されることが多いです。とはいっても、副耳自体は日常生活に不便をきたすようなものでないので、タイミングを逸して成人するまでそのままにしていました、、、という方もいらっしゃいます。成人期で手術する場合、最大のメリットは局所麻酔で、日帰りで手術できることですね!乳幼児だと、副耳の手術は全身麻酔になり、そうなると、大抵の場合、入院
こんにちは!北千住静脈瘤クリニックです。今日はとっても珍しい?!成人の副耳の手術です副耳はうまれつき、耳の軟骨の一部が盛り上がっている疾患です。赤ちゃんの時にみつかるので、大抵、一歳をこえたあたりで、形成外科がある大学病院やこども病院で手術をされることが多いのです。小児の副耳症例です。※日本形成外科学会ホームページより副耳|耳の変形|生まれつきの病気|形成外科で扱う疾患|一般の方へ|一般社団法人日本形成外科学会jsprs.or.jp基礎疾患やその他の事情で手術されないまま成人する場
耳周りにもいろいろなできものができやすいですが、、、今回はおへそです!おへそ、、、たしかにまじまじと観察することありませんよね。おへそのゴマかな?と思って放置していたら、、、、気づいたらなんだかおへそから黒いかたまりが?!ちょっとびっくりしますよねおへその奥から発生してきているようです。念のため一部組織を摘出して病理検査をしてみると、脂漏性角化症とよばれる良性の腫瘍でした!顔面や首にたくさんできるイボと一緒ですね。お顔にたくさんある脂漏性角化症を治療したケースです『ますますイボ