「…ときに、ペリシテ人の陣営から、ひとりの代表戦士が出て来た。その名はゴリヤテ、ガテの生まれで、その背の高さは六キュビト半。頭には青銅のかぶとをかぶり、身にはうろことじのよろいを着けていた。よろいの重さは青銅で五千シェケル。足には青銅のすね当て、背中には青銅の投げ槍。槍の柄は機織りの巻き棒のようであり、槍の穂先は、鉄で六百シェケル。盾持ちが彼の先を歩いていた。…ダビデは、そばに立っている人たちに、こう言った。『このペリシテ人を打って、イスラエルのそしりをすすぐ者には、どうされるのですか。この割礼