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―これから刀を学ぼうとする人へ―古刀期の相模国刀工の特徴今回は古刀期中心国のなかから相模国について見てみる。此の国が大きく刀剣史に登場するのは鎌倉幕府が築かれた後、武家政治の中心として発展したときからである。此の地での刀剣の生産が要求されるようになり、鎌倉中期の頃その需要に応えて北条氏が他国から刀工を招いた事が始まりとされている。北条家は当時の著名刀工の中から、山城国の粟田口派から国綱一統、備前国から国宗(備前三
昨日、にじめん編集部のポスト?で面白そうなランキングが有ったので投票してきました(笑)余談で性格抜きで顔が好みな男士10振り↓今回はこちら↓アラサー女による『刀剣乱舞』リアルに結婚したい刀剣男士ランキング!やっぱり安心感は大事-アニメ情報サイトにじめん刀剣育成シミュレーションゲーム『刀剣乱舞ONLINE(とうらぶ)』には、100振りを超える刀剣男士が登場しています。これだけイケメンな刀剣男士が沢山いると「付き合いたい」「結婚したい!!」と一度は思ったことありますよね。彼氏にしたいを通
日本刀の鑑定(名品鑑賞Ⅰ)日本刀の鑑定、その一回目は相州住秋廣應安三(重美佐竹家伝来)です刃長、1尺1寸5分、反り2分、表裏に棒樋地鉄の鍛錬は板目肌、同作中白眉の地鉄刃分は皆焼であるが通常見るものより温和特徴、作柄全部が特徴敢て説明の要なし(押し型を参照してください)押し型をご覧になられて直ちに脳裏にひらめいたもの作者の時代位置と中心五カ国のうち相模鍛冶群にあることは当然である(以上は、日本春霞刀剣会
三上刀匠に質問しました三上先生に撫しつけとは思いましたが日本刀について私なりに色々な質問をしてみました◎作刀の理念、目標は理念という言葉がよくわかりませんが「刀作りをすることで皆様に喜んでいただき心豊かで幸せになっていただくこと」でしょうか道具は全て、使う人、持つ人のお役に立ち幸せになっていただけることを目的に作られると思っていますそれは戦争ですら幸せを求め、自分たちを守り生きるための行為かもしれません
名品鑑賞来国俊(鎌倉期山城国)いい刀を観るのは楽しいもの心が癒されるし希望が湧いてくる。今回の名品鑑賞は鎌倉期の山城国来国俊の短刀名短刀ですご覧下さい。短刀来国俊短刀来國俊(鎌倉期山城国)刃長7寸5分内反り元幅7分3厘元重ね2分1厘平造り短刀平造り短刀真の棟。地鉄表板目大模様で柾状に流れる、裏精緻で緻密。刃文匂口締った直刃。刃区
日本刀の魅力は何だろういつもブログを見て頂き感謝しています今回は日本刀の魅力です、ご覧ください日本刀の魅力は何だろう、それは何といっても日本刀の研ぎ澄まされた姿ではないでしようか機能を追求し一切の無駄を省いた姿・形にその魅力を感じておられる人も多いと思います研ぎ澄まされた美しい日本刀日本刀の姿の美しさの第一はその曲線美であると言っても過言ではありません日本刀の反りは無意味なものではなく
今回の優品鑑賞は「山城国長谷部國重」の短刀です◎長谷部國重南北朝初期期短刀「長谷部國重」南北朝初期期山城国造込み平造り短刀、真の棟。刃長九寸、反りなし、元幅八分、先幅八分五厘、元重二分地鉄不規則な板目肌、裏は流れ肌出て地沸付く。刃文大乱れ皆焼刃、刃中に砂流し入り、匂いに
日本刀の鑑定(基礎編Ⅲ)日本刀の美しさは日本刀の持つ曲線美であり地金(地鉄)の美しさでありまた、刃文の美しさであると書きましたもう一つ見過ごしてはならないのが茎(なかご・作者名や製作された年月が鏨で彫られているところ)です茎には時代を現す最も重要な錆があるのですこの錆色は刀の真偽の上で大切です更には銘に作者の個性が現れるのです書体などからその性格などが想像でき楽しさが増してきます「及心処不可有此上者也」と斬
今回の優品鑑賞は「相州住綱廣」の短刀です秋の夜長、一人正座して日本刀を見るのは楽しいもの心が癒され希望が湧いてくる。今回は「相州住綱廣」の短刀です。いい刀ですよ、押し型ですがじっくり鑑賞してください。寸延短刀相州住綱廣」室町末期相模国刃長一尺二寸一分七厘、反り二分三厘、元幅一寸、元重二分二厘。造り込み平造り、真の棟、先反り強い寸延び短刀、表素剣、
日本刀の鑑定(基礎編Ⅱ)先日のブログで日本刀の美しさはその曲線美である書きましたその姿や反り格好はその製作された歴史の中でその必要性に応じて生まれ自分を守る武器として日本刀が完成してきたのです更には、日本刀の地金の肌や刃文に美を見出しその魅力に惹きつけられる方も多いことでしょう次は地金(地鉄)の美しさです地金の美しさは和鉄の鋼(はがね)を何回も折り返し鍛錬し強靭な地鉄を作ることによってできた鍛え肌の美しさで
刀って美しい!!秋雨の京都になが~い行列、開館をまだかまだかと待ち続ける人の行列が、お目当ては日本刀、初日の入館者は4500人そのおよそ8割が女性でした。「見た瞬間に引き込まれてしまいました」、「感激した」などの声が。(Eテレ日曜美術館)(Eテレ日曜美術館より)そんな日本刀の魅力は何だろう日本刀の魅力は何だろう、どこが美しいのだろう。それは何といっても日本刀の研ぎ澄まされた姿。機能
中学生が図で描いた日本刀の造り方「日本の色々な技術について」と私が求めたレポートに対して中学1年生の男子生徒がこんな技術レポート(日本刀製作の技術)を描いてくれました高齢化が進んでいる日本刀の世界にとって若い人が興味をもってくれることは本当に嬉しいことです在りし日の、杉田刀匠の姿を思い浮かべながら再編集してみましたご覧ください西洋紙に鉛筆で描いているため、画像があまり綺麗ではありません
今回の優品鑑賞は「摂津国長幸」の刀です刀「長幸於摂津國作之」新刀初期摂津国造込み鎬造り、行の棟、生ぶ茎表腰樋、裏護摩箸の彫り(後彫り)刃長二尺八寸一分七厘、反り六分、元幅一寸一厘先幅八分五厘、元重二分九厘、先重二分二厘地鉄板目肌柾に流れる、鎬地は柾元から先まで乱れ映り立
日本刀の魅力は何だろういつもブログを見て頂き感謝しています。今回は日本刀の魅力です、ご覧ください。日本刀の魅力は何だろう、それは何といっても日本刀の研ぎ澄まされた姿ではないでしようか。機能を追求し一切の無駄を省いた姿・形にその魅力を感じておられる人も多いと思います。研ぎ澄まされた美しい日本刀日本刀の姿の美しさの第一はその曲線美であると言っても過言ではありません。日本刀の反りは無意味なものではなく
やっと剣道稽古を再開、頑張る子供たち!!7月3日やっと剣道稽古を再開しましたが続く6日(月)、10(金)の稽古が大雨警報で中止になりました13日に稽古をもう一度再開しました流石、広正気会の子供たちそんな事を吹き飛ばすように稽古に励んでくれました再開して2、3回目の稽古でしたが基本稽古から短い時間でしたが互角稽古懸り稽古までこなしてくれましたさあ頑張って稽古するぞ!!!
五段の箪笥-古刀期の山城国の作風(9)を作成しました前回に続いて古刀期の山城国刀工から南北朝期以降の刀工を見てみる前回でも述べたが南北朝期から室町期の此の国は鎌倉期のような活況なく長谷部派、信国派、平安域一類が代表刀工としてあげられ、特例を除いて太刀の作は少なく、平造り大振りな短刀、小脇指類が多く、下がって室町期には刀、脇指、短刀と多様になる。〈長谷部派の一般特徴〉国重、国信、国平○刀姿、在銘の太刀は極めて少なく国信に僅かに見る。身幅広く輸反
本年も宜しくお願い申し上げます日本春霞刀剣会広島県支部今年は四月に平成の御世が終わり、新しい世が始まります。日本刀ファンの皆様にとって本年がいい年でありますように祈念しております。日本春霞刀剣会広島県支部は今年もホームページやブログを通して日本刀の事を色々と紹介していきますので本年も宜しくお願い申し上げます。日本刀に興味をお持ちでしたら是非一度日本春霞刀剣会広島県支部のホームページを
日本人って凄いですね!!日本人って凄いですね、賢いですねそう思いませんか12月25日には家族でクリスマスを祝い31日には除夜の鐘を聞き、お寺に初詣する人も明けて一日には神社に行って初詣する考えてみたら日本人は各国の風習を取込んで自分流に祝い生活に生かす日本人って凄いですね本当に偉いと思いますそんな話と正月の故事を子供たちに話しながら広正気会の初稽古を行いました
杉田善昭刀匠を偲んでいつもブログをご覧頂き感謝いたします過去のブログで皆様によく見て頂いているのが杉田善昭刀匠の記事です杉田善昭刀匠が亡くなって今年で10年杉田善昭刀匠のことをもう一度思い出して欲しいとの思いから杉田氏の鍛冶場を訪問し春霞刀苑に投稿したものをもう一度掲載しました在りし日の杉田善昭刀匠をご覧ください杉田善昭刀匠の鍛冶場見学行平成20年5月3日、かねてから広島県支部が計画をしてい
今回の優品鑑賞は「肥前国初代忠吉」の刀です刀「肥前国忠吉」江戸時代初期肥前国。造込み匂い口締る直刃刃中に極めて小さく小足入る鋩子も直ぐ状僅かに小丸に返る横手下地中に湯走りあり締った刃ながら多く変化に富む造り刀鎬やや高く行の棟高い刃長二尺三寸、反り四分、
試合がなくても頑張って剣道しています恒例の11月23日の広武道大会も今年は中止になりました対外試合も2月の広島県大会を最後に全ての試合が無くなりました来年2月の広島県大会も既に中止が決まっています子供たちもマスクを付けての稽古にもやっと慣れて普通の稽古ができるようになりましたさあ頑張るぞと面を付ける子供たち6月に入った初心者も一緒に稽古を始めました
見てやって下さい、頑張る子供たち!!コロナ禍、2月の稽古を最後に3月~5月の3か月は全く練習ができませんでしたやっと6月に剣道稽古を再開したもののマスクをして、大きい声を出さないで2メートル以上間隔を取ってなど色々な制約の中子供たちは稽古に励んできました対外試合も2月の広島県大会を最後に全て無くなりました恐らく今年いっぱい対外試合はないでしよう試合がないと子供たちは練習の成果を出せませんそんなことから先
―これから刀を学ぼうとする人へ―古刀期の大和刀工の特徴(その2)此の国は古くから刀剣史に鍛冶の名が伝えられていて此の国の歴史、文化から当然と考えられるが、その時代の現存作の確証出来る物は稀少で見る機会も難しい。鎌倉末期から南北朝期、室町期に至る大和物。大和物は他国の物と較べてその特色が際立っているといって良い。それは、身幅の割りに鎬幅が広く鎬高の造りとなり、特に鎌倉期の物は平肉が豊かである。平肉が普通の状態は時代の下がる室町期に共通
名品鑑賞(山城国)短刀来國次短刀来國次刃長9寸9分3厘反り3厘平造り短刀真の棟、表護摩箸、裏棒樋地鉄板目肌流れる鍛え、映りごころがある。刃文小沸出来の浅い湾れ、中程から下部の刃足入る。フクラより上部に食い違いの刃風の刃一つあって先は小丸に返る。前田家伝来、鞘書に曰く、来國次、九寸九分半、
日本刀の鑑定(誌上鑑定Ⅰ)今回は日本刀の鑑定(誌上鑑定)についてその鑑定方法(私見)を述べてみましょう誌上鑑定では、刀の押し型と記述してある法量や(長さ、重ね、反り)、特徴などから答えが導かれるものなのです個銘当りとはいかなくても、時代や国には入れるものなのですそれ故に、誌上鑑定で鑑定方法を勉強しておけば実刀鑑定でもその鑑定方法が生かされ答えを出すことが出来るようになるのです誌上鑑定で少ずつ練習して日本刀
やっと剣道場に子供たちの歓声が!!緊急事態宣言が出て8月の末から剣道が中止になり月金の稽古はもとより土曜日の自主稽古も全て中止にそれも10月1日より緊急事態宣言が解除になり通常の稽古が始まりましたと言っても最初の2回は保護者の皆さんが心配されたのか人数が半数より少なく練習もままなりませんでしたやっと先日8日の稽古よりほとんどの子供たちが練習に来てくれ道場に子供たちの歓声が響き渡りました久しぶりの剣道に子供たちの歓声が響き渡り
何故、日本刀は良く切れるのでしようそれは日本刀の造り方そのものにあるのです日本刀は砂鉄からたたら製法で作った玉鋼を何度も折り返し鍛錬して作製します折り返し鍛錬とは玉鋼を真っ赤に焼き叩いて長方形状に伸ばし、それを真ん中で折り今度は逆方向へ叩いて伸ばすのですこれを芯金は10回程度、皮金で15・16回行います折り返し鍛錬することで不純物が取り除かれ粘り気のある強靭の鉄となるのです折り返し鍛錬の少ない芯金(比較的柔らか
日本刀の魅力は何だろう!!秋の夜長、日本刀をかざして観ると心が和みますそんな日本刀の魅力は何だろうどこが美しいのだろうと考えてみますそれは何といっても日本刀の研ぎ澄まされた姿でしよう機能を追求し一切の無駄を省いた姿・形にその魅力を感じておられる人も多いと思います日本刀の姿の美しさの第一はその曲線美であると言っても過言でありませんこの反りは無意味なものではなく実用に適した曲線になっているのです武器として使う日
企画展「名刀に挑む!刀匠三上貞直の軌跡」先日6日、頼山陽史跡史料館「名刀に挑む!刀匠三上貞直の軌跡」を見学に行きました素晴らしかったですね三上刀匠の作品も他の刀匠の方々の作品も本当に感激しました地沸が良く着いた地の働きに刃文の粒子の沸の輝きなどにその感をみました手に持って拝見してみたい作品ばかりでしたね三上刀匠の最初期から現代までの作品が展示され刀匠の日本刀に対する思いを知る事が出来たと感じます流石に先年まで全国刀匠
日本刀の鑑定(基礎編Ⅵ)日本刀の魅力日本刀って素晴らしい!!!日本人の心、武士の魂の日本刀、日本刀って好きですか日本刀は世界に類をみない鉄パイプ椅子をも切ることができる武器(ビデオが有ります)であり、そして最高の美術品でもあります日本刀の持つ機能を追求し一切の無駄を省いた姿・形に美を感じる方も多いと思います日本刀に悠久の歴史を感じる方もあるでしょう日本刀は武器ではありますが、時には信仰の