ブログ記事5,897件
おとうさん。おはよう。きょうは。朝から、雨ですよ。いよいよ。クチナシの、かおる。時期ですよね。住宅の、中でも。階段下に、おりれば。あっち、こっちの。植え込みから。白い花が、『こんにちは』ってね。クチナシは。いい、香りなんだけど。田舎だったら。『香りより、実用品。」てね。子供のいる、家では。クチナシの、実は。かかせなかったん、だよね。転んで、タンコブが、できたと、言えば。『クチナシの、実。』石に、つまずいて。打撲したと、言えば。
おとうさん。きょうは。小正月だよ。アズキ粥を。炊いて、食べるんだよね。無病息災を、願ってね。赤いものは。邪気を、払うって。いうんだけどね。どんなに。無病息災を、願っても。なかなか。思う、通りには。いかないんだ、けどね。それでも。今日は。アズキ粥。作って、みようかな。おとうさん。ちょっと、前までは。きょうは。成人の日でも。あったん、だよね。我が家の、息子たちも。この日に。成人式、したんだもんね。お頭付きの、鯛に。お赤飯。お祝
おとうさん。きょうは。一日中、雨だよ。「まあ。家で。ゆっくり、してなさい。」って。天気の、神様が。言って、くれてるのかもね。ちかごろ。雨の日は。家に、いることが、多いしね。出かけても、車だし。長ぐつを。はくことは。なくなって、しまったよねえ。「わしが。団地に。住みはじめた時は、なあ。」「道は。まだ。舗装されとらん、かったんじゃ。」「雨の日は。道は。泥んこ、じゃったんや。」「それでなあ。」「みんな。長グツを、はいて。駅まで、行っとったん
おとうさん。おはよう。「もしも。・・・ひけたなら。」って。聞こえて、きたので。耳を。傾けて、いたら。また。寝過ごして、しまいましたよ。だってねえ。あの、プックリした。おとうさんの、顔。目のまえに、現れて。ニコニコ、するんだもの。『若いよねえ。おとうさん。』なんて、思ってたら。目が、さえて。しまったん、ですもんね。「むかし。アルバイト先の、人が。」「飲みに。連れて、行って。くれたことが、あったんじゃ。」「みんなで。ワイワイ、言いな
おとうさん。おはよう。新年度が、始まりましたよ。おとうさん。心も、体も。新しくと。言いたい、ところですが。一人で、生きてくのは。大変、大変。毎日、毎日。なにが、起こるのか。何に、出くわすのか。まったく。分からないん、だものね。人生は。出たとこ、勝負とは。言うものの。口で、言うほど。簡単では、ないんだよね。なかなか、ワクワク、ドキドキとは。いきません、ですよね。おとうさん。でも。きょうは。天気が、いいのが。心の、救いですよ。
おとうさん。インコの『ぼた』が、卵を産みましたよ。やはり、『ぼた』は。女の子、でしたよ。田舎から、帰って来て。しんどそうに、していたから。随分。心配して、いたんだよ。おとうさん。「インコが、いるから。田舎には。帰れんよ。」いうてね。今まで。おとうさん、一人で。田舎に。帰って、もらうことが。多かったのにね。今は。だれにも。預かって、もらえないから。ついつい。『ぼたも』一緒に。田舎まで、帰って、いるんだけど。インコの、『ぼた』にとっ
おとうさん。おはよう。「暑さ寒さも、彼岸まで。」って、いうけれど。きょうは。彼岸の、中日。雪が。降ってるところも、あるんだよね。季節って、正直なのかなあ。おとうさん。残り雪まで、降らせてねえ。そうそう、きょうは。『春分の日』の、日とも。言うんだよね。昼と、夜の、長さが。同じだってね。夜が、長ければ。夜空を。眺めて、『おとうさん』だけれど。昼間が、長くなれば。おとうさんと、一緒に。散歩だよね。おとうさん。「よう。ここ、来たね
おとうさん。田舎でね。次男が。面白いことを、いうんだよ。「おかん。あそこ。何とかいう。名前と、違うんか。」「今まで、俺。みんなが、呼んで、いるんが。」「ほんまの、名前やと。思うとったら。違う。いわれたで。」って。いうんだよね。「あたりまえや。あれは。屋号やで。」「名前は、違うんよ。」いうたら。「屋号って。なんじゃ。」言うからね。「田舎は。同じ、名字や。名前が、多いんよ。」「そじゃけえ。区別できる、ように。」「昔から。『屋号』
おとうさん。おはよう。朝が。早く、なりましたよねえ。「あさですよ。あさですよ。」って。前の。歩道の、木々から。小鳥たちの、やかましいこと。どこも。かしこも。自然は、春らんまん。これでは。ちっとも。寝て、いられませんよ。ねえ、おとうさん。「おはようさん。」て。そとに、出て見たら。ツバキの、根元に。ゼンマイが、出てましたよ。おとうさん。ひとつや、二つでは。とって、食べるわけにも。いかないしね。そう言って、いるうちに。あれよ、あれよと
おとうさん。おはよう。きょうから。また、通常の、生活が、始まりましたよ。おとうさんが、手術を、した時は。「もうすぐ、退院できるんよ。」いうてね。みんな、退院準備を、しながら。「この、つぎの、週やで。」いうてね。次の日が、来るのが。あんなに、楽しみ。だったのに、ねえ。同じように。つぎの日は、来るんだけど。あの日と、きょうとは。こんなに、違うんだよね。当たり前の。ことなん、だけどね。おとうさん。おとうさんと、私の、間には。今
おとうさん。おはよう。きょうの、朝ごはんは。おとうさんの、好きな。甘い、玉子焼きと。ジャガイモと、タマネギの。味噌汁ですよ。外の、空気は。寒いので。きょうは。熱い、味噌汁が、おいしいよ。おとうさん。ベランダの下の、木々は。葉を、つけて。まるで。緑の、じゅうたん。見渡すかぎり。緑の、海だよ。きれいだよ。おとうさん。むかし読んだ。童話に。豆の木を、つたって。雲の、上に。行く話が、あったよねえ。目の前の。緑の。海の、向こうには。
おとうさん。おはよう。あの、山火事、まだ、続いているんだって。早く。沈下、しますようにと。祈りたいよね。何年か、前に。田舎でも。山火事が、あってね。我が家の、すぐ上まで。火が、迫った、ことが。あるんだよね。だから、ほんと。ひとごととは。思えないんだよ。おとうさん。きょうは、振替休日。長い、休みの。はずだったん、だけど。我が家の。息子たちに、とっては。たった、一日の。休みに、なって。しまったよねえ。おとうさん。ゆっくり、
おとうさん。おはよう。きょうは。旧暦の、三月三日だよ。子供の頃は。田舎でも。この旧暦の、おひな様を。祝っていたん、だよねえ。おとうさん。おとうさんが。実家の、もりを。してくれる、ようになって。二人で、かたずけを、していた時。偶然。離れの、棚の上で。おひな様の絵が、描いてある。掛け軸を、みつけたんだよね。「おとうさん。見て、みて。」「これ。おひな様の、掛け軸やで。」「まだ。のこっとったんや。」「けっこな、のう。」ってね。
おとうさん。おはよう。きょうは。雨が、ふってますよ。「五月雨を、あつめて・・・・」じゃ。ないけれど。外の、木々の、葉っぱは。しっかり、雨水を、含んで。見るからに、重そうに。垂れ下がって、いますよ。おとうさん。近頃は。大雨だ、大雨だと、言われてね。大変なんだけど。この、雨も。恵みの、雨だと。言う時だって。あるんだよね。「うちは、なあ。おやじが。いろいろ、やったじゃろ。」「菊も、作っとったし。」「ニワトリも、飼うとったし。」「ヤ
おとうさん。どっから。飛んで。きたんで、しょうかねえ。クローバーの。じゅうたんの、中に。ちゃっかり。あの、『虫取りナデシコ』の、花が。顔を、出して。いるんだよ。数日まえに、あそこ。草刈してたと、思ったのにね。きょうは。真っ白な。クローバーの、花畑に。なって、いるんだよ。みんな、たくましいよねえ。おとうさん。スーパーまでの、道々。四つ葉を。探しながら。歩いたけど。四つ葉は。見つけることは。できません、でしたがね。四つ角の。
初盆と息子中学1年生の息子は、夏休み毎日放課後デイに通っています。毎日送り出すのが大変ですが、行った後は楽しく過ごしているようです。そんな息子は、帰ってきたらまず、夫の祭壇に向かいます。昨日は、『めんたいこ工場』見学に行ったそうで、もらってきたお土産を、『おとうさんにあげるの。』と祭壇に備えていました。チーンは、1回鳴らす。というのが、どうしても遊びたい性分で、トライアングルのように、何度も『チンチンチーン』と鳴らす息子。その後に手を合わせるのは、バッチリできるようになりました。↓↓
おとうさん。おはよう。いやいや。今日は。『明けまして。おめでとう。ございます。』って。言うんだよね。でも。まだ。おとうさん。我が家の、一年は。終わって、いないんだよね。あの、長い、長い。そして。短かった、一年は。去年の、この日から。始まったの、だからね。きょうは、とても。静かだよ。おとうさん。救急車の、ピポピポが。聞こえて、こないのが。一番、うれしいよねえ。あの、音を、聞くと。我が家の、ことで、なくても。心が、痛むもの。
おとうさん。おはよう。きのうは。たいへんな、一日だったよ。わがやに。おおいかぶり、そうな木。みんなで、切ったんだよ。「この、ハシゴは。のう。」「店で。一番。大け、かったんじゃ。」「これじゃったら。カキの木の。剪定も、できる。」いうてね。実家の、両親が。伸びほうだいに、伸ばしていた。大きな。カキの木の、剪定用に。買ってきて、くれた。あの、ハシゴ。とっても、役に。たったよ。田舎の、隣家の。植木の、問題は。今。どこでも、大変なんだよね。
おとうさん。おはよう。「ああ。不覚。」「きのうは。自分で、作った、甘酒で。気が付けば。夢の中。」うたた寝を。してしまったよ。なさけない。「ほじゃけえ。おまえは。甘酒のんでも。」「運転どころか。家事も、でけん。」いうて。おとうさんに。言われ、そうだよね。おとうさん。「おかん。甘酒せん。」「作ったら。おれも、飲むわ。」って。長男に、言われ。「ええよっ。」て。作ったん、だけどね。たった。コップ、半分。飲んだだけで。気が付けけ
おとうさん。まだ、まだ。地震が、続いているんだね。『頑張って』とは、いえないよね。当の、人達は。がんばって、ますよねえ。おとうさん。どんな、場合でも。他人は。なんでも、いえるんだものね。大きな、津波の、あった時。知人に。言われた、ことが、あったよね。「こんな時は。笑ってと、いわれても。笑えないよ。」「頑張ってと、言われてもねえ。」って。言われたことが、あったよね。「せめて。心を、よせて。」って、いったら。「それで、十分
おとうさん。おはよう。日本は、やっぱり。東から、西に。長い国なんだよね。田舎に、帰って。ほんの。ちょっとの、時間。なんだけど。お日さまが。昇って、来るのが。遅いんだよね。それなのに。その、数分間が。すごく。長い時間の、ように。感じられるん、だから。ほんと。不思議な、もんだよね。おとうさんと。わたしとの、距離は。今、どのくらい。なんだろうねえ。いつも。傍にいると、思うと。近いし。あの世に、行って、しまったと、思うと。
おとうさん。きょうは。近くの、スーパーは。お休みですよ。ですから、夜は。おとうさんの、得意な。焼き飯ですよ。結婚したての頃は。わたしと、気まずいことが、あると。「ほら。できたぞ。」いうてね。かならず、おとうさんが、作って、くれたんだよね。もっとも。「先に、タマゴを、いれて。油分を、とって。」なんて、やってたから。おとうさんのは。焼き飯というより。チャーハンに。近かったのかな。おとうさん。おとうさんは、凝り性だから。あの、中華
おとうさん。おはよう。また。あの町で。砂の彫刻展してるんだって。ずっと、前。次男と三人で、行ったよねえ。あの時は。次男の。どん底の、時だったよね。受ける、そばから。就職試験には。落ちるしね。これと、いって。趣味らしいものも、なくて。まじめだけが、とりえでね。「なんでも、経験。」「暇を、持て余しているより。まし。」って、ことで。出かけたんだけど。今となっては。いい、思い出だよね。おとうさん。だいの、大人が。かき氷、食べながら。歩いた
おとうさん。おはよう。きょうは。モヤシと、タマネギの。味噌汁ですよ。簡単だけど。おいしいよねえ。あさから。近所が。騒がしいと、思っていたら。どうやら。近くの、小学校でも。運動会だ、そうですよ。暑さ対策の、ために。今は。たいへん、なんだよねえ。おとうさん。退職して。畑を、してる人も。大変なんだって。「この、天気やろ。やっと、できたんや。」いうて。路地物の、野菜。もらったよ。ぷくぷくの、ソラマメですよ。そういえば、おとうさん。
おとうさん。橋の向こうまで、行ったらね。ジャスミンの、ような。いい香りが、してきてね。なんやろ、思うて。見たら。テイカカズラだよ。弐子内親王が、亡くなっても。忘れられなかった。藤原定家が。あの、カズラに。生まれ変わって。内親王の、墓に。絡みついたと、いわれている、だけあって。橋の、たもとの木に。しっかり、からみついて、いるんだよ。テイカカズラがね。田舎で。物置小屋に、絡みつかれると。いささか。やっかいな、思いも。するんだけ
おとうさん。おはよう。帰ってきましたよ。あの。ツバメですよ。去年も。あそこに。巣を、作って。いたんですけどね。「なんで、そんな、ところが、いいのかねえ。ツバメさん。」て。声を。かけたく、なりますよ。倉庫の、のき先から。トラックの、合間を縫って。スイスイ。大空を、行ったり来たり。それこそ。交通事故に、なりませんように。だよね。我が家の。田舎の、軒先には。今も。ツバメの、お宿を。作るための、棚が。あるんだよね。おとうさん。
おとうさん。おはよう。またまた、地震だよ。大変だよねえ。被害の、少ないことを。ただ、ただ。祈るだけだよね。おとうさん。こんな、日は。雨だと、悲しいけど。ありがたい、ことに。天気は。晴れだよ。おとうさん。そうそう。田舎では。春の、陽気に。誘われてでは。ないけれど。昔は。田舎芝居も。さかん、だったんだよね。芝居の、好きな人だちが、集まってね。演目は、毎年、同じで。『仙台萩』だったんだよね。あの、歌舞伎の、演目のね。
おとうさん。きょうね。あの。元。会長さんの、奥さんと。立ち話じゃ、なくて。大ばなしだよ。あんなことも。あるんだよね。おとうさん。おとうさんの、思い出を。次から、次に。「あんたの、ご主人には。本当に、ようして、もろたんよ。」「えらそうに、せんと。」「よう、動く。人やったから。」と。おとうさんの、こと。いっぱい。ほめて、くれたんだよ。おとうさん。有難いよねえ。今でも。あんなに、思って。くれて、いるんだものね。そして。ご自分の、ご主人の。亡く
おとうさん。おはよう。今年は。年はじめから。いっぱい、ありすぎて。ここに。こうして、いられるだけで。幸せと、思わないとね。きのう。なにげなく、テレビを、見ていたら。あの。遠い、南の島の。お医者さんの、物語。やってたよ。あれを。見てて。わたしや、おとうさんは。こどもの、時から。いくら、『ここは。本土ですよ。』と、言われても。あの、物語に。近い。生活、だったよねえ。医者も。学校もなく。高校からは、町を、でなければ、な
おとうさん。きょうは。大晦日。去年の、いまごろは。おとうさんに。何を、食べさせて、あげようかと。「おれは。カニを、注文するわ。」「おれは。イクラや。」言うてね。おとうさんの、好きな物をね。息子たち。競って、注文して。くれたんだよね。それなのにね。あくる日。救急で。病院に、行って。それっきり。我が家には。帰れずじまいに。なったん、だよね。だから。私達みんな。お正月、どころでは。なかったん、だよねえ。「おとうさが、帰ってから。